上場したmixiが2000億円超の時価総額を付けたり、MySpaceがGoogleから3年間で$900Million(日本円にして約1000億円)の広告収入を確保したりと、SNS(Social Network Service)、CGM(Consumer Generated Media)関連のビジネスがにわかに注目されている。明らかにこの金額はバブル気味で、誰かが最後にババを引くことになるような予感がしてしかたがないが、そんなことは私の知ったことではない。 それよりも持つべきなのは、昨今のCGMブームが、単なる一過性のブームではなく、起こるべくして起こった必然の流れで、人類のさまざまな創作活動に対する影響という意味では、14~16世紀のルネッサンス以上のインパクトを持つ大変化の始まりだ、という認識である。 ここ10年ほどのデジカメなどのデジタル機器の進化と、パソコン上の編集ツールの進化は、一