大阪・ミナミを代表する観光スポットの道頓堀周辺で、道路渋滞が深刻化している。原因は、円安などを背景に大幅に増えた中国など訪日外国人を送迎する観光バスの列だ。道頓堀そばにある堺筋の日本橋周辺には大阪市が管理する観光バス用の乗降場が設けられているが、スペースは2台分しかない。このため、入れないバスが前後にはみ出したり、横に二重、三重に止めたりする多重駐車が常態化し、付近を通るドライバーから苦情が相次ぐ。ただ、当のバス運転手らに事情を聴くと、渋滞は単に外国人観光客や観光バスの増加だけが理由ではなかった。〝国民性〟の違いも隠れた要因だったようで…。(杉侑里香) 「3車線占拠も…」 昼夜を問わず大勢の観光客らでにぎわうミナミの道頓堀界隈(かいわい)。玄関口にあたる日本橋には、ひっきりなしに外国人観光客らを乗せた大型バスがやって来る。 最も往来が激しくなる夕刻は、北方向への一方通行の7車線のうち最も左
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