加計学園問題をめぐり、愛媛県が国会に提出した新文書の「怪しさ」が、ネット上で拡散している。安倍晋三首相と加計学園理事長が2015年2月25日に面談したと記載された文書で、フォントの一部が異なる点などが「捏造(ねつぞう)か」と問題視されているのだ。疑惑の真偽は、文書の信用性に直結する。夕刊フジは愛媛県の担当者を直撃した。 騒動の発端は、愛媛県地域政策課が作成した文書にある、次の記載だ。 《2/25に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、(中略)今治市に設定予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは「そういう新しい獣医学部の考えはいいね。」とのコメントあり》