IDC Japanは11月26日、今年6月に国内企業1,732社に対して実施した「国内ソフトウェア開発市場の実態調査」に関する結果を発表した。同調査によると、2009年の国内ソフトウェア開発者人口は全体で80万人以上と推計され、産業分野別構成比は、ソフト/情報処理/通信が51%、電気/電子/コンピュータ/通信機器/機械/機械部品/精密機械が21%となっている。 同社では、ソフトウェア開発者を中心とした市場ニーズ、ビジネス機会、人員不足やスキル不足という問題の深刻度を推察し、ITベンダーが十分にリーチできていなかった開発者を中心とした潜在顧客に対するアプローチ手段を検討する際の基礎データとして資するため、今回の調査を実施した。 同調査では、35歳以上の開発者が回答者全体の72%を占めており、次世代のICT産業を担うべき若年層の育成が遅れている実態が鮮明になった。個人年収は、700万円未満が全