当初は「Sonomaの単なるマルチコア対応」と見られていたNapaだが、さまざまな周辺技術の工夫やYonahそのものの改良などにより、かなり大規模な進化になりそうだ。とくにYonahに関しては(コアあたりの性能では一足飛びの進化とはならないようだが)マルチコア化に伴って施される、性能面、消費電力面での工夫が多岐にわたり、当初の予想を超える「改良」が実施されている。 チップセットレベルで平均0.5ワットの電力削減 Yonahに対応する新プラットフォームとなるNapaは、「Mobile Intel 945 Express Chipsetファミリー」(開発コード名Calistoga)と「Intel PRO/Wireless 3945ABG」無線LANチップで構成される新しいCentrinoである。 インテルモバイルプラットフォーム事業部副社長のムーリー・エデン氏によると、Napaで開発中の製品は