今月7日(金)のアニメ『ドラえもん』で、「世の中うそだらけ」が放送された。当ブログでレビューを書いたさいも触れたが、この話の序盤に、のび太とジャイアンによる、こんなやりとりがある。 50円と100円のアイスクリームを各1個ずつ買ったのび太が家へ帰る途中、道で出くわしたジャイアンが、 「おっ、アイスか。ちょうどよかった。1個ゆずってくれ」 と持ちかけてきた。 のび太は拒否反応を示すが、ジャイアンの威圧に負け、しぶしぶアイスを譲ることに。 ジャイアンは 「安いほうでいいや。ほれ、50円」 と、のび太に50円を払い、50円のアイスを持って行った。 ところが、すぐに引き返してきて、 「やはり100円のにする」 と、50円のアイスをのび太に返し、代わりに100円のアイスを受け取って、そのまま帰ろうとする。 それに対してのび太は、 「あと50円くれよ」 と追いかける。 50円しかもらってないのに100
小畑健/大場つぐみ「デスノート」12巻で完結。いろんな情報にはあえて一所懸命耳をふさいでいましたので、単行本でやっと読めました。 総合的な評価として、傑作と考えます。いや、たいしたもんだ。 きちんと終わってるじゃないですか。少年誌で悪人を主人公にするからには、主人公が破滅する以外の結末はありえない。あとは、最後に主人公が改心するかどうかですが、これは夜神月をこういう極悪キャラクターにしたからには、必然の結末でしょう。 作劇から言うと、デスノートが世界を支配する寸前までの展開を見せておいて、どんでん返しで主人公の敗北、というパターンは、限りなく理想に近い。(1)キラとエルの戦い→(2)キラの勝利、エルの死→(3)キラによる世界征服、キラとエルの後継者の戦い→(4)キラの敗北、という王道的なストーリーが、週刊連載、しかも人気で展開が変わると言われるジャンプで、よくもまあ可能だったと感心してしま
辣韮の皮 第1巻〜第4巻 阿部川キネコ/ワニブックス 【あらすじ】 高校入学を機にオタクをやめようと決心した滝沢少年、15歳。そんな彼を待ち受けていたのはエロ同人作家、コスプレイヤー、やおい作家の濃ゆい先輩たちで…!? (公式より) S:サヤカ@萌えプレ管理人 M:ME子@腐女子友 S:腐女子が登場する漫画を語る、腐女子マンガ夜話。今夜は「辣韮の皮」です。 M:あの、前回の記事、私が随分性格が悪そうに見えるのですが。 S:ME子たんが明るい社会生活を営めるように、頑張って問題発言を削って編集したのがあの記事なのですが何か。 S:「辣韮の皮」に出てくる腐女子は月子先輩、ちゃみぃ、青葉、艶子といったところですが(牧ちゃんはレイヤーだけど腐女子じゃないと思う)、お好きな腐女子はどの子ですか? M:月子かなぁ。高校生なのに、もう同人10年はやってそうな熟練の腐女子って感じだ。やってる同人のジャンル
いやー、1ヶ月以上前に「明日から更新頑張ります」とか書いたような気もするのですが、その次の日から今日まで連日15時間労働でネットどころじゃなかったよ(しかも、その間の休日は2日のみ……) そんな訳で、mixi見てない皆様はお久しぶりです。どうにかビッグな仕事が終わり、ボチボチ更新できるかも~、みたいな状態に回復した次第の雰囲気でありますよ。ってことで、去年のように1日1更新、みたいなぺースは不可能ですが(大きな仕事は終わったとはいえ、まだ絶賛激務中)、週に数回更新ぐらいのペースでボチボチやっていこうかと思う次第。 ま、そんな感じなのですが、今日は久々なので幾つかポストしてみよっかな~、みたいな。 んで、最初のネタなのですが、だいぶ前に書いた「『ドラゴンボールZ』のZとは何か?」の完全版として、「Z」とか「GT」の真相を探っていく方向で。 で、まずは「Z」の方なのですが、前回ネタにした『テレ
鈴木央氏のSFファンタジー漫画「僕と君の間に」が3巻にて完結した。 買って読む前は壮大な世界設定なのに3巻で終わるのは早かろう、と思ったりもしたのだが、実際に読んでみて納得。なるほど、これはここで完結すべき作品だったのだ。これ以上続かないからここで終わり、というわけではない。ここで終わることによって、この作品はきちんと完成したのだと感じた。一方でもっと読みたかったという気持ちもある。銀河鉄道999のように、もっといろんな町を巡ってトラブルに巻き込まれて、なんて感じでも良かったかなーと。でも下手に冗長にするのではなく、しっかりと描くべきことを描いてすっきりと終わる。これはこれで難しいことだと思う。 1、2巻はそこそこ面白いファンタジー漫画、くらいの認識だったが、3巻で化けた。怒涛の展開、そして1、2巻で張り巡らされた伏線が、恐ろしい勢いで収束しひとつの結末に繋がっていく。物語の端々に出てきた
2006年04月28日17:28 カテゴリ少年チャンピオン感想06 少年チャンピオン22・23合併号感想 ブログネタ:週刊少年チャンピオン に参加中! チェックポイント 表紙&巻頭袋綴じオールカラーは、 車田正美の「聖闘士星矢」!! これは本当にチャンピオンなのかっ!? コンビニで手に取る時、不思議な違和感があったが、 しかし、チャンピオンのロゴと星矢は相性いいなー。 ちなみに、新連載の「蹴人」は表紙で一言も触れられてない。 同じジャンプからの移籍組なのに……これが実績の差か。 巻頭カラーは刃牙。センターカラーはダイモンズと蹴人。 星矢テレカ応募者全員サービス。 フレッシュまんが賞結果発表、フレッシュ賞2、期待賞4。 バトリズムのゲストは西島洋介。 ピックアップ 聖闘士星矢 NEXT DIMENSION冥王神話 車田正美先生の新作 「聖闘士星矢」が 読めるのは チャンピオンだけ!! ハシラ
大河原遁「王様の仕立て屋~サルト・フィニート~」を読みながら、「美味しんぼ」の成り立ちについて考えていました。 では、その設定とはいかなるものか。 1)作品としての成り立ち 1-1)読切連作である。 1-2)あるテーマについてのウンチクが語られ、読者は知識を得ることができる。 1-3)ウンチクで事件、問題が解決される。 1-4)勝負、対決がある。 2)主人公像 2-1)主人公はあるテーマについて知識が豊富である。 2-2)主人公はあるテーマについての特殊技能を持っている。 さて、「美味しんぼ」の先行作品から考えてみます。 読切連作でウンチク、となれば、まず思い浮かぶのがさいとう・たかを「ゴルゴ13」(1968年連載開始)です。別にゴルゴがウンチクを語るわけではないのですが、世界各国を舞台にした結果、国際情勢をマンガで知ることができるようになりました。 そして、そのゴルゴから直接影響を受けた
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