アレクサンドル・フラムチヒン、政治・軍事分析研究所分析課々長。 南オセチアで最近起きた、そして起きていることから判断して、幾つかの予備的な結論を引き出すことができる。例えば、グルジアの大統領は、自国の軍事力の戦闘能力を余りに過度に評価していたことだ。もちろん、サーカシヴィリ政権のグルジアの軍事力は、基本的には、ガムサフルジア政権の時のような「ならず者の寄せ集め集団」と比べれば、はるかに整備はされている。しかし、戦闘レヴェルを持つグルジア軍の人的構成となると、非常に制限されている。さらに、数量的にも軍事装置と技術は制限されている。加えて、軍事技術の90%以上が老朽化し、現代の要求を満たすレヴェルにない。 サーカシヴィリの計画は理解できた。国境と並んでいるツヒンワリを占領し、そこにサナコエフ政府を作り、それを南オセチアにおける唯一の合法政権とし、そして、南オセチナの残りのすべての地域は、ロ