そうやって自己責任論を持ち出すから「日本のフェミニズムは、新自由主義に親和的で、勝ち組のために存在している」と批判される。 翻訳された上野千鶴子の著作を読んで共鳴した韓国や中国のフェミニスト女性たちにも同じことを言えるのか? 「本を読んで信じた貴女たちの判断力の問題で、貴女たちの自己責任だ」と。どうせ言わないというか言えないだろう。 フェミニズムに限った話ではないけれど、何らかの主義主張や行動原理や思想信条を声高に唱えていた当人が、実は全く美辞麗句の内容を信じていなかったのが公にバレるというのは、本来とても恥ずべきことだ。と言うより、本気で学問に打ち込んでいる人間ならば、自分自身の主張と行動が一致しないなんてことは、自らの良心に照らして恥ずかしくて耐えられないと思うのが本当なのだ。 騙された方が悪い。信じた方が悪い。自己責任だ。フェミニストは悪くない。 そうやって責任逃れの技術だけを伸ばし
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