番組に関しての思い出をダラダラ話すだけなので、過度な期待はしないでください 『週刊プレイボーイ』で連載中の「ライクの森」。人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。今回は先日最終回を迎えた『タモリ倶楽部』について語る。 * * * ついに終了してしまった『タモリ倶楽部』。最終回に参加させてもらいながら、実感はなかったけど、たまに見かけるお弁当屋さんが「タモリ倶楽部ロケ弁 永久発注」という張り紙を外したのを見て、やっと身に染みました。永久発注が嘘かマコトかわからないままですが。 いろいろな方が『タモリ倶楽部』の功績を論じている中、私なんかが語るのもおこがましいと思いつつ、個人的に好きだったところや思い出を書いてみたいと思います。 私が初めて出演したのは、書泉グランデで鉄道本をあさる回(2014年放送)。現地入りしてすぐに、それまで経験した現場とは空気感が違うのが