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ブックマーク / healthpolicyhealthecon.com (3)

  • 『「原因と結果」の経済学』の無料公開!

    今年の初めに教育経済学者の中室牧子氏と共著で『「原因と結果」の経済学』というをダイヤモンド社から出版させて頂き、多くの反響がありました。 大学の経済学部の学生からは、このを読むことで経済学の入門書が言っていることの内容が理解できるようになったという嬉しいコメントを複数頂きました。また多くの経済学部で学部向けの授業やゼミで使って頂いているとのご連絡も頂いております(ありがとうございます!)。メディア関係者やビジネスマンからの反響も大きくて驚いております。 そもそもは日テレビや新聞で「スマホを見ていると学力が下がる」などの相関関係があたかも因果関係のように解釈、説明されていることに危惧して執筆したです。一人でも多くの人に読んで頂きたい内容だと私たちは考えているため、このたび書の前半部分を無料公開することにいたしました。これがきっかけになり、一人でも多くの日人が「因果関係と相関関係

    『「原因と結果」の経済学』の無料公開!
  • 医療政策学×医療経済学

    私たちの研究グループは、アメリカの65歳以上の大規模医療データを用いて、黒人男性の患者の外科手術後に死亡する確率(術後死亡率)が、黒人女性や白人の患者の術後死亡率と比べて高いことを明らかにしました。この研究は、2023年… 続きを読む

    医療政策学×医療経済学
  • 「医療経済学」の4つの起源

    ハーバード大学の医療経済学者デビッド・カトラーによると、医療経済学には大きく分けて4つの起源(Four strands of health economics)があります。医療経済学の全体像をつかむために、まずこれを説明させて頂きたいと思います。下記のリストの中の括弧内の名前はその領域の基盤となるような偉大な貢献をした人達の名前になります。 医療経済学の4つの起源 医療保険の理論(Kenneth Arrow, Rothschild/Stiglitz)・・・医療保険がどのように働き、人々の行動に影響を与えるかの理論です。 実証的分析 – 医療サービスの需要(Martin Feldstein, Joseph Newhouse)・・・実際のデータを用いたり、社会実験を通じて、現実の世界で医療サービスに対する需要がどのようなことによって規定されるかを検証しました。 健康の規定因子(Robert F

    「医療経済学」の4つの起源
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