イーブックイニシアティブジャパンは9月4日、同社の電子書籍閲覧ソフトを今秋からテキスト形式の「.book」やXMDF、EPUBに順次対応させると発表した。 同社オリジナルフォーマットの「ebi」は印刷時のレイアウトをそのままスキャンする画像形式。文字サイズの変更によるリフローに対応可能なテキスト形式が一般書籍で増えているのに対応し、閲覧ソフト「ebiReader」「ebi.BookReader」で閲覧可能にする。 漫画や写真集、組み版の複雑な専門書や実用書など、2000年以前の作成でテキスト化するのが難しい書籍などは引き続きebi形式で提供していく。 現在の売上高に占める一般書籍売り上げは5%程度だが、将来は数倍になると見込んでいる。