アニメーターの高木弘樹さんが亡くなられたという話を聞いた。正直、信じられない思いで一杯だ。あまりにも突然で心がざわめき立っている。 高木さんの膨大な仕事の中で一番心に残っているのは、ぴえろ魔法少女シリーズ、とくに『魔法のスター マジカルエミ』だ。15話「風が残したかざぐるま」の可憐なシェリー、ドタバタコメディのパワフルさが魅力の20話「危険なシャッターチャンス」、井上敦子さんとふたりで描かれた最終話「さよなら夢色マジシャン」のステージシーンなど、高木さんの絵はシャープでキレが良く、ファンの目から見て特徴的だった。 アニメアール、じゃんぐるじむ、亜細亜堂による強力なグロス体制が整っていた『マジカルエミ』にあって、亜細亜堂のアクションといったら高木弘樹(エミの途中でグラビトンへ移籍)。『クリィミーマミ』の仕事も質、量ともにすばらしいけれど、『エミ』はさらに洗練された巧さが光っていたと思う。 そ
ミクシィは2月8日、チケット売買サービス「チケットキャンプ」を運営する子会社フンザ買収の経営判断の合理性や、フンザの管理体制などを検証した報告書を、第三者委員会から7日付で受領したと発表した。内容を精査し、今後の方針を発表するとしている。 フンザはミクシィが2015年に子会社化。しかし17年12月、チケットキャンプのWebサイト上の表示を巡り、フンザが商標法違反と不正競争防止法違反の疑いで警察の捜査を受けた。12月末、外部弁護士を交えた調査委員会の報告を受け、18年5月末にサービスを終了する方針を発表したが、18年1月にフンザの前社長が詐欺の共犯容疑で書類送検されたことを受け、新たに第三者委員会を設立。委員会が管理体制などを調査し、改善策を提言するとしていた。 受領した報告書の内容を精査し、プライバシーや機密情報、刑事手続きなどの観点から一部の表現を秘匿した上で、ミクシィの方針と合わせて速
南極へ「日帰り」? 日本の南極観測隊員の多くは「しらせ」という船に乗って昭和基地を目指します。例年、11月下旬に飛行機で日本を出国し、オーストラリア大陸の南西端にある都市パースの近く、フリーマントルという港で南極観測船「しらせ」に乗り込みます。フリーマントルで観測機材や食糧の一部を積み込んで、南極に向けて出発。暴風が常に吹き荒れる海域を越えると、氷山が見えてきます。 「しらせ」で氷を突き破りながら進み、ある程度まで南極大陸に近づいたらヘリコプターで移動して昭和基地に入ります。 南極観測隊には「夏隊」と「越冬隊」の2種類あります。夏隊の昭和基地での滞在は12月下旬から2月中旬までの50日あまり。ペンギンや地質、南極の海の調査をする隊員のほか、昭和基地で建物や道路の建築作業など、夏にしかできない仕事を目いっぱいして、帰っていきます。 30人で10ヶ月を過ごす越冬隊 越冬隊は昭和基地で冬を越し、
「コロプラにも、任天堂にも信じるものがある。今はそれの折り合いがついていない状況だ」――スマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」の特許権を巡り、任天堂と係争状態にあるコロプラの馬場功淳社長は2月7日の決算会見でこう話した。 任天堂は、コロプラが「タッチパネル上でジョイスティックを操作する際の技術」など5件の特許権を侵害したと主張。同タイトルの配信差し止めと損害賠償44億円の支払いを求め、昨年末に東京地裁に提訴した。 一方、コロプラは今年1月、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切ない」「1年以上にわたり時間をかけて真摯(しんし)かつ丁寧に、任天堂の特許権を侵害しないことを説明したが、受け入れられなかった」との声明文を発表。両社は真っ向から対立している。 大きな反響を呼んでいるこの特許紛争は、どのような経緯で発生したのだろうか。「白猫」の人気や他社との関係性に影響はあったのか
連日話題の“仮想通貨”ですが、かつてソーシャルゲームの世界では、ゲーム内のアイテムがまるで本物の通貨のように流通し、取引に使えた時代がありました。知らない人には何のことやらだと思いますが、知っている人はすぐに「あれのことね」とピンと来るのではないでしょうか。 今回はそんな、それほど昔でもないちょっと昔のお話です。ライターはモバクソゲーサークル「それいゆ」発起人であり、ソーシャルゲームに詳しい「怪しい隣人」(@BlackHandMaiden)さんでお送りします。 ライター:怪しい隣人 出来の良くないソーシャルゲームを勝手に「モバクソゲー」と名付けて収集、記録、紹介しています。モバクソ死亡リストは500件を超えました。年々ソーシャルゲームが複雑になり、ダメさを判定するのに時間がかかるのが最近の悩みです。本業はインフラエンジニア。そのためソーシャルゲームの臨時メンテは祭り半分胃痛半分な気分です。
通常国会の序盤に行われる衆院予算委員会で、自民党若手の質問者起用は昨年より減っていた――。 首相出席の審議が一区切りとなった6日に集計したところ、こんな「実績」が浮かび上がった。与党は若手の質問機会を増やすことを質問時間配分見直しの理由のひとつに挙げていたが、実際はそうなっていなかった格好だ。 通常国会の序盤では例年、補正予算案と新年度予算案に関して衆院予算委が開かれ、首相が出席する。この質疑の期間は昨年も今年も同じ計5日間で、自民の質問議員は昨年は9人、今年は与党の質問時間が増えたため11人だった。このうち、当選3回以下は4人から3人に減少。人数が増えた分は中堅・ベテランに多く回った。 若手議員の質問をめぐっては、自民の当選2、3回の議員が昨年10月、森山裕・国会対策委員長に配分見直しを要求。代表者の石崎徹氏(当選3回)は「若手議員の中でも、もっと国会で質問時間がほしいとの思いが強い」と
来月にはJava 10が登場し、9月にはJava 11が登場予定。新しいリリースモデルを採用した今後のJava、入手方法やサポート期間はこう変わる(OpenJDKに関する追記あり) 2017年9月に「Java 9」が登場したばかりですが、いまから1カ月後の2018年3月には早くもJavaの新バージョン「Java 10」がリリースされます。そしてその6カ月後の9月にはさらに次の「Java 11」がリリース予定です。 Java 9以後のJavaは、毎年3月と9月の年2回メジャーバージョンアップを行う、タイムベースのリリースモデルを採用することになりました。今年はその最初の年となります。 オラクルによるJDKの提供方法やサポートポリシーも、これから大きく変更されることが明らかになっています。一般公開され無償でダウンロードできたOracle JDKの公開はJava 10が最後となり、サポートは3年
2画面の合計面積は7インチディスプレイを上回る 折り畳み式のボディに、2つの画面を備えた「M(Z-01K)」(ZTE製。以下、M)は、折り畳めば1画面、ボディを広げれば2画面のスマートフォンとして利用できるユニークなAndroidスマートフォンだ。 そのボディは、約72(幅)×151(高さ)×12.1(厚さ)mm(折り畳み時)で、重量は約230g。2面の液晶ディスプレイはそれぞれ約5.2インチのサイズで、画面解像度1080×1920のフルHD表示だ。長辺に備わるヒンジを開けば、画面解像度2160×1920の大型画面を備える横幅が約144mmのスマートフォンに変身する。なお、ヒンジの強度に不安感はなく、カッチリ作られているので、強度は安心だ。折り畳んだ状態で厚みが12.1mmもあることに加えて、丸みのないデザインのため、コンパクトとは言いがたいが、これは致し方ないところだ。
ゴルディロックだったはずの株式相場が急に荒れ出している。この裏で、デリバティブを裏付けとした一部の投資商品は断崖のようなチャートを描き、投資家は1日にして元本の95%以上を失っている。悩んだり胃が痛くなる暇もなかった。 2017年は好景気で世界中の株式の収益のブレによる下落リスクが減る一方、低インフレで金融政策が大きく動かないと思われており、株式指数は安定して上昇を続けて来た(ゴルディロック相場)。ただでさえセータがもらえるのにボラティリティが低下の一途をたどったため、VIXのショートは極めて美味しい投資案件となった。VIXをショートするVIXインバースETFで長期投資を推す雑誌記事やブログもそれなりにあった。ところが、ゴルディロックの前提であった低インフレが揺らぎ、米金利が大きく上昇に転ずると、低ボラティリティの維持は難しくなった。 本来、ボラティリティの高まりはあくまでも原資産の値動き
2000年をピークに3,000万トン台で推移していた我が国の紙・板紙の内需は、リーマン・ショック後の2009年に大幅に落ち込んで以降大きな反動増もなく、2,700~2,800万トン台で推移している。特に紙分野では少子高齢化、ICT化の進展など構造的な要因から印刷・情報用紙を中心に落ち込みが目立つ一方で、段ボール原紙等の板紙分野については比較的堅調に推移している。 2013年については、堅調な食品需要並びに夏場の飲料需要等を背景に板紙は増加したものの、紙は衛生用紙を除き減少し全体では2,766万トンと微減ながらも3年連続で前年を下回った。 わが国の紙・板紙生産量は、2000年をピークにほぼ横ばいで推移していたが、リーマン・ショックを機に大幅に減少した。それ以降、リーマン・ショック前の水準に回復することなく推移している。2013年については国内景気の回復、円高の修正等による輸出増、輸入減等の影
インターネットに散らばる情報をテーマごとに収集する「まとめサイト」。2000年代後半ごろから続々立ち上がり、現在に至るまで多くのネットユーザーが利用している。 しかし2018年に入り、老舗まとめサイトの閉鎖が相次いでいる。 突然の閉鎖発表、過去記事も全て削除 09年に開設されたまとめサイト「あじゃじゃしたー」の管理人は18年1月26日、ツイッターで突如「ブログ閉鎖です。移転もないし復活もしません。長い間ありがとうございました!」と発表した。現在、サイトは閲覧できない状態となっており、過去記事も全て削除されている。 それから約1週間後の2月3日、今度は06年開設のまとめサイト「ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS」 が更新の終了を報告。理由については「単純に更新時間の確保が難しくなってきた、というありふれたものです。我ながらフツーですが、終わるときはこんなものなんでしょう」と説明している。 まとめサ
11月、Googleの研究者がIntel Management Engine(ME)の潜在的な脆弱性の問題を指摘、Intelが再度MEのセキュリティ評価をしたところ脆弱性が明らかとなり、現在、メーカーなどが独自に対策を打ち出しているという。このIntel MEに、新たな問題が持ち上がっている。 今年の4月、Intel MEバージョン11以降で、Minix 3 OSがインストールされていることを示す文字列があることが発見された。しかし、Minix 3は派生物の再配布の際にライセンス表示などを行う必要のあるBSDライセンスを採用しているにも関わらず、Intelはそのライセンス表示を行っていない。このため著作権侵害に当たるとしている(IPWatchdog、Slashdot)。 また、Intelは管理エンジンの内部を秘密にしたいため、バイナリを難読化したとの指摘もある。解析にはMinix開発者であ
今朝、テレビ見てましたら・・・・ ジャマイカ、下町ボブスレー使わず 製作側は賠償請求も 委員会によると、使用しないのは五輪出場を決めた女子チーム。「スピードが遅い」「規格違反で失格のリスクがある」などを理由として挙げているという。同チームは下町ボブスレーを使い続けていたが、昨年12月からラトビア製を使い「こちらの方が速い」などと主張しているという。委員会は「(遅いという)主張に根拠はなく、規格への対応も万全だ」などと反論している。契約書に記載のある損害賠償請求を検討していることをチームに伝え、使用を求めている。 テレビだと、実際にラトビア製との比較テストを行ったとこ2秒(!!)もの差があり、選手からラトビア製を使いたいという要望が強いのだそうだ。使用するなら無料だが使用しないなら6000万位の賠償金を払う契約だったそう(ラトビアのボブスレーが300万なのに!!)で、今後、違約金の請求も考え
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