さらなるフードロス削減目的 セブン&アイHD広報は、23年5月以降にセブン-イレブンの直営店や一部の加盟店で値下げ販売のテストを行った結果、一定の効果を確認できたため、「エコだ値」を開始すると説明。実施や値下げ額は加盟店の判断で決まるが、加盟店と本部が一体となって進める予定だ。 広報は、これまでも食品ロス削減に向けた施策を講じてきたと話す。商品の消費期限を伸ばし、棚の手前に置かれた商品を購入するよう促してきた。「エコだ値」も、さらなる削減を狙った取り組みだ。 コンビニ研究家の田矢信二氏はJ-CASTニュースBizの取材に、長年スーパーとコンビニは値引きに関して比較されてきたと話す。スーパーは店舗面積が大きく、大量の品ぞろえで、値引き販売を念頭に置いた薄利多売な経営を行う。一方、コンビニは店舗面積が小さく、品ぞろえを厳選し、定価販売を中心とした厚利多売な経営でスーパーとは異なる。 スーパーの