4月22日、本誌「サイゾー」06年4月号に掲載した記事「ジャニーズは超VIP待遇 !? 事務所とオリコンの蜜月関係」の取材協力者であるジャーナリストの烏賀陽弘道氏を、株式会社オリコンが損害賠償を求めて訴えた訴訟の判決が、東京地裁で下されました。 判決前から指摘してきた通り、当該記事の文責者である「サイゾー」編集部や当時の「サイゾー」の発行元であった株式会社インフォバーンを訴訟の対象とせず、本誌編集部の電話取材に応じただけである烏賀陽氏のみを訴えた今回の行為は、訴訟の名を借りた「言論弾圧」であり、「個人攻撃」「いやがらせ」にほかなりません。 そのことは、オリコンが提訴後の06年12月に出したプレスリリースにある「我々の真意は損害賠償を請求することではありません」「烏賀陽氏に『明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷』があったことを認めてもらい、その部分についてのみ謝罪をしていただきたいだけです。その
政治ジャーナリスト渡辺正次郎氏。創業期のオリコン発行の雑誌『総合芸能市場調査』の編集長だった。当時、レコードの売り上げデータは、店主と編集長で「適当につくっていた」と証言。 4月3日、「オリコンうがや訴訟」は第2回公判を迎えた。『サイゾー』編集部のインタビューに答え、オリコンチャートの信憑性に疑問を投げかけるコメントをした烏賀陽弘道氏に対し、オリコンが名誉毀損であると5千万円の損害賠償を求めた裁判だ。フリーランスを中心に注目されているものの、ランキング情報に敏感な音楽業界からは、この事件について論評らしいコメントはない。音楽業界に詳しく「オリコンの原型をつくった!」という元オリコン編集長の渡辺正次郎氏(ジャーナリスト)が、メディアも業界も沈黙するオリコン裁判について語った。 【Digest】 ◇渡辺氏が「適当につくった」データ ◇創業者小池聰行は音楽を知らず ◇辞めるときに保証人10人求め
2006年12月、オリコンが、週刊誌にコメントを寄せたジャーナリスト烏賀陽氏個人に対し、5千万円という高額を請求する訴訟を起こした。武富士と同じ手口であり、カネの力によって言論の自由を封じる行為であり、訴訟権乱用の疑いが強い。 だが、音楽業界誌はもちろん、マスコミはこの重要な問題を伝えない。ジャーナリズムメディアであるMyNewsJapanは、この「オリコンうがや訴訟」を最期まで詳細に伝えた。裁判はオリコンが地裁で勝ったものの高裁で「請求放棄」に転じ、自ら起こした裁判から逃げ出す形で終結、ジャーナリスト側が勝った。 とはいえジャーナリストの33か月という失われた時間は戻らない。恫喝訴訟を防ぐことができない日本の裁判制度の穴が、浮き彫りとなった。この問題は、引き続き報道していく。 ※「大企業によるメディアや個人への恫喝訴訟事例」を大募集しております。 Email:info@mynewsjap
オリコンは2月20日、自社で所有する音楽CDランキングおよびDVDランキング情報のAPIを公開すると発表した。大手ECサイトのアマゾン・ジャパンと業務提携し、2007年4月からサービスを開始する。APIを外部提供することで自社サイトへのアクセス数を増加させるとともに、アマゾンへの送客によるアフェリエイト広告収入を確保する狙い。 APIが公開されるのは、同社が2006年9月に開始したエステティックサロンや人材派遣などの顧客満足度をランキング化した「CS(顧客満足度)ランキング」のほか、音楽CDシングルおよびアルバムの各デイリートップ5とウィークリィTOP10、DVD販売ランキングなど。加えて、アーティストの略名などからでも過去に発売した作品一覧、関連ニュースなどを表示できる独自の検索エンジン「アーティスト検索」についてもAPIが公開される。 これに伴い、外部サイトでオリコンランキングを見たユ
オリコンは2月20日、Webサイト「ORICON STYLE」のランキング情報を取得できるAPIを順次公開すると発表した。CDやDVDの売り上げランキング情報が、外部のWebサイトやブログなどで自由に利用できるようになる。 同社はこれまで、ランキング情報を外部媒体に有償販売してきており、無料提供するのは異例。「自社ドメインからの情報発信にこだわらず、Web2.0的な仕組みで集客を図っていきたい」――同社の小池恒社長は、APIを公開することでORICON STYLEへのアクセスが増え、アフィリエイト収入が見込めると期待する。 ORICON STYLEは、音楽関連情報を中心にさまざまなランキングを公開しているサイトで、月間ユニークユーザーは900万以上。扱う分野は、音楽ニュースやCD・DVDの売上げランキングに加え、英会話やエステ、人材紹介業者などの顧客満足度(CS)をランキング化した「CSラ
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「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
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「司法悪用した脅迫」と1100万円求める 13日に第1回口頭弁論 音楽のヒットチャートなどを手がける「オリコン」(東京港区、小池恒社長)がジャーナリストの烏賀陽弘道氏個人を訴えている件で、烏賀陽氏側は8日、同訴訟によって名誉を毀損されたとして、逆にオリコンに対し、1100万円の損害賠償を求める反訴請求を東京地裁で起こした。 この件で、オリコン側が2006年11月17日に起こした訴えは、月刊誌『サイゾー』2006年4月号に掲載された1ページの記事、「ジャニーズは超VIP待遇!? 事務所とオリコンの蜜月関係」のなかに烏賀陽氏が寄せた23行のコメントに対するもの。 「オリコンは予約枚数もカウントに入れている。予約だけ入れておいて後で解約するカラ予約が入っている可能性が高いのです」 などという烏賀陽氏のコメントが、事実無根で、同社のヒットチャートの信頼性を低めたとして、烏賀陽氏個人に対し、5000
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