IHI・コマツなど現地出張禁止 日本企業、対応相次ぐ アルジェリア邦人拘束 産経新聞 1月18日(金)20時57分配信 アルジェリアの日揮社員らの人質事件で現地の緊張が高まるなか、日本企業は当面の出張を禁止するなど対応を急いだ。 IHIは18日、アルジェリアの液化石油ガス(LPG)プラント建設のために同国に出張していた日本人社員2人を出国させた。また、新規にアルジェリアに出張予定だった日本人社員4人について、入国前に日本へ引き返させた。「アルジェリア情勢に対応した」(同社)という。 建機大手のコマツも出張を停止し、現地の駐在員2人には夜間外出を禁止した。ゼネコン大手の鹿島も当面の出張を自粛することにした。大手商社では、三井物産が出張を当面見合わせているほか、伊藤忠商事は出張時の連絡徹底など注意を喚起。現地に10人以上の社員を派遣している三菱重工業は、日本に対策室を設け、情報収集を急いだ