シェアサイクルが福岡市にもたらした意外な効果 “漕がない電動”も座るタイプへ? 主要3社の最新動向(1/3 ページ) コロナ禍はシェアサイクルにとって追い風であったという記事を2021年に公開したが、その後、新型コロナは感染症法上で5類となり、数年間続いてきた行動制限やリモートワークの流れも落ち着いてきた。では、シェアサイクルはどうなったのだろうか? 2024年1月下旬に福岡で開催された「第14回全国シェアサイクル会議」を中心に、シェアサイクルの主要事業者に、最近の動向を取材した。 福岡を制した「チャリチャリ」は毎日地球1週分を走行する チャリチャリ(福岡市、neuetから4月1日に社名変更)が運営する「チャリチャリ」は、福岡市で最も使われているシェアサイクルだ。東京都心部ではドコモ・バイクシェアの赤い自転車を見かける機会が多いが、福岡市のシェアサイクルは「チャリチャリ」の一強状態にある。