拳銃を持ったまま行方が分からなくなっていた警視庁綾瀬警察署の男の巡査長が、18日夜、宇都宮市内で発見され、銃刀法違反の疑いで逮捕されました。 巡査長は拳銃と実弾を所持していたということです。 行方が分からなくなっていたのは、東京・足立区にある綾瀬警察署の中央本町交番に勤務する24歳の男の巡査長です。 警視庁によりますと、巡査長は今月15日の深夜に拳銃を所持したまま交番を出たあと、行方が分からなくなりました。 警視庁が調べたところ、翌日の早朝、JR東京駅構内のトイレで、巡査長の制服などがカバンに入れられた状態で見つかったほか、防犯カメラの映像などから巡査長が新幹線に乗り、宇都宮駅で降りていたことが分かったということです。 このため周辺を捜索した結果、18日夜、宇都宮市内で巡査長を発見し銃刀法違反の疑いで逮捕しました。 発見された当時、巡査長は拳銃と実弾5発を所持していたということです。