ブックマーク / www.sbbit.jp (5)

  • 「ダサい邦題」「タレントでPR」、熱心な映画ファンが“無視”される事情

    洋画が日公開される際、その題名が直訳やカタカナ読みではなく、独自の邦題になることがある。 2018年のヒット作を例に取ると、「ハリー・ポッター」のスピンオフシリーズである『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の原題は「Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald」。ピクサーのCGアニメ『リメンバー・ミー』の原題は「Coco」だ。 Grindelwald(グリンデルバルド)は劇中に登場する闇の魔法使いの名前、Coco(ココ)は主人公の曽祖母の名前だが、日ではそれらの単語が「人名」であることが直感的にわかりにくいため、邦題でアレンジしたと推察される。 ただ、中には映画ファンが「原題に込められた意味をもっと尊重してほしい」「ダサい……」と異議を唱えるような邦題もある。たとえば、以下のようなものだ。(※カッコ内は日公開年) 原題:The

    「ダサい邦題」「タレントでPR」、熱心な映画ファンが“無視”される事情
  • 新日本プロレスはなぜV字回復できたのか?顧客接点強化のマーケティング戦略

    ──まず手塚社長の経歴ですが、まったく異なる業界からの転身ですよね。 手塚氏:2013年4月に、アニメのカードゲームやトレーディングゲームを手がけるブシロードという企業から、出向という形で新日プロレスに来まして、その後、社長に就任しました。 ──プロレス業界にはご興味やご縁はあったのでしょうか。 手塚氏:ブシロードの社長で、新日プロレスのオーナーでもある木谷高明はプロレスが大好きで、その縁で新日プロレスの経営を引き受けることになったわけですが、私自身はそれまではアニメの業界にいて、アニメ商品の企画やイベントの企画、アメリカでアニメの売り込みなどをやっていました。 年齢的には新日プロレスと同じ今年43歳で、子どもの頃はテレビのプロレス中継を見たり、『週刊少年ジャンプ』の『キン肉マン』などを見ていましたが、その後はプロレスから離れていました。 ──ブシロードが新日プロレスを買収すると

    新日本プロレスはなぜV字回復できたのか?顧客接点強化のマーケティング戦略
  • 加藤貞顕 氏インタビュー:新しいSNS「note」が生む、GoogleやAmazonにない価値とは?

    かつてダイヤモンド社で『もしドラ』『スタバではグランデを買え!』などのベストセラーを手がけ、独立後は定額課金型デジタルコンテンツ配信プラットフォーム「cakes(ケイクス)」を立ち上げコンテンツビジネスの新しいカタチを呈示した加藤貞顕氏。この加藤氏が2014年4月にリリースしたソーシャルメディアプラットフォーム「note(ノート)」は、サービス開始初日に1万人が登録し、1カ月で2000万ページビュー、100万ユニークユーザーを達成。さらに、6月より個人が手軽にメディアを作成できる新機能「マガジン」が追加され、人気ロックバンド「くるり」がnoteで公式ファンクラブをスタートさせるなど、常に話題を提供している。このnoteは何を目指し、何ができるのか、加藤氏に話を聞いた。 1973年、新潟県生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。アスキーにて、雑誌の編集を担当。ダイヤモンド社に移籍

    加藤貞顕 氏インタビュー:新しいSNS「note」が生む、GoogleやAmazonにない価値とは?
  • 【松本ハウスインタビュー】人気お笑いコンビがストレートに語る病気の体験――闘病とそれを見守る側の気持ち

    1990年代、『タモリのボキャブラ天国』(フジテレビ)で大ブレイクしながらも、統合失調症により表舞台から姿を消したお笑いコンビ・松ハウスのハウス加賀谷。2009年、お笑いの世界への復帰を果たした加賀谷が、相方の松キックとともに自身の体験を綴った『統合失調症がやってきた』(イースト・プレス)を上梓し、注目を集めている。発症から書の執筆に至るまでの経緯や、“笑い”に対する熱い想いなどについて聞いた。 松キック(以下、キック)■実は以前にも、「を出さないか」というお話は何度かいただいていたんですよ。でも、09年に加賀谷が復帰してしばらくは、昔のように呼吸の合ったコントができませんでしたし、そういう段階で、自分たちのことを語るなんてできないと思ったんです。だから、いずれ時期がくれば、と考えていたのですが、ここ2年ぐらいで加賀谷の状態がすごくよくなりまして。今も統合失調症の薬は飲み続けてい

    【松本ハウスインタビュー】人気お笑いコンビがストレートに語る病気の体験――闘病とそれを見守る側の気持ち
  • 【西内啓氏インタビュー】日本が「統計先進国」に返り咲くための処方箋

    ──『統計学が最強の学問である』は、普段我々が目にする統計データの歴史や成り立ち、方法論などを丁寧に紹介しながら、統計を活用するためにはどのようなことを心掛ければいいのかを解説した入門書です。ところで、冒頭にも記されているとおり、著は西内さん自身が統計学的アルゴリズムを導入した定額課金型コンテンツ配信プラットフォーム「cakes(ケイクス)」にて連載した原稿をまとめたものだと聞いています。 西内啓氏(以下、西内氏)■はい。ベイズ統計学を活用して作られているcakesでベイズ統計学の解説をしていたので、書きすぎてサイトの設計がバレちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしていました(笑) ──自身が統計学を導入したサイトに統計学の連載するのは変な感じでしょうね(笑)。具体的にどのようなアルゴリズムを採用したのですか? 西内氏■cakesを運営するピースオブケイクのCEO・加藤貞顕さんが常々おっしゃって

    【西内啓氏インタビュー】日本が「統計先進国」に返り咲くための処方箋
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