虐待の報道が相次いでいます。こうした報道では、親がどれだけひどいことをしたのかが繰り返し報じられています。でもこうした親たちは、愛情のかけらもない言わば〝鬼〟のような存在だったのでしょうか?心理学の視点からから考えます。 心理学が心の状態に迫る もがきながら暴力をふるう 一瞬で壊れた気持ち 子育ては簡単ではない 心理学が心の状態に迫る 千葉県野田市で起こった女児のケースでは、記事を読むのがつらくなるほどの実態が明らかになり、ネットを中心に怒りの声が巻き起こりました。 神奈川県横浜市のケースでは、やけどを負った娘を数日間放置したと報じられました。こちらは事件発覚から日が浅いため、今後、両親のとった行動が徐々に明らかになることでしょう。 こうした事件報道を見聞きしたとき、私たちはこの親たちと自分は違うと思うのではないでしょうか。自分たちと同じではない、自分とまったく接点がないと思ってしまうと、