ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が、軍や情報機関から正確な情報を得られずに軍事作戦に失敗しているとの観測が強まっている。長年の統治の中で絶対君主のような存在になり、真実を伝える側近がいなくなったとの見方がある。国防相との不仲説すら出ている。 米国防総省のカービー報道官は3月30日の記者会見で、プーチン氏について「あらゆる場面でロシア国防省から十分な情報を伝えられていない」との分析結果を明らかにした。機密情報にあたるため根拠については説明しなかった。 カービー氏は「侵攻が失敗していることをプーチン氏が理解していなければ、ロシアは停戦協議に誠実に取り組まない恐れがある」と語り、情報伝達の不備が停戦協議に与える影響に懸念を示した。
![米国防総省「プーチン氏に情報上がらず」 停戦協議にも影響か | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0ad94183794bd13257ea108e7a24d337e192e8f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2022%2F03%2F31%2F20220331k0000m030256000p%2F0c10.jpg%3F1)