タグ

ブックマーク / terkel.jp (7)

  • ナンバー・ナイン

    約3年ぶりにこのウェブサイトをリデザインした。Gitの履歴が整理されていないうえ記憶も定かではないが、おそらく9代目のテーマのはず。書体選定やタイポグラフィとグリッドの設計、文書構造などについて解説してみたい。 文書体は筑紫明朝のLBで、キャプションや小見出しは筑紫ゴシック。明朝体は横画が細いため、書体によってはスクリーンでかすれて読みづらくなってしまうことがある。とくにスマホやタブレットではサブピクセル・レンダリングの特性上、その傾向がより顕著だ。しかしこの筑紫明朝のLBというスタイルは全体的にストロークが太めにデザインされていることもあり、スクリーンにおいても可読性が高いと考え、文書体として採用した。 文の文字サイズは17.067px、行送り32pxで、これがページを構成するグリッドの基単位となっている。各要素の文字サイズは文を中心に調和数列を構成するよう設計していて、タイト

    asyst
    asyst 2022/12/29
  • Mojik

    Mojikという、ウェブにおける和文の文字組みをコントロールするためのJavaScriptライブラリを公開しました。いまのところ、以下のパターンでの「アキ」を調整できます。 連続する約物のアキ 行頭の始め括弧のアキ 欧文間のアキ Mojik.compose()メソッドの引数にCSSセレクターを渡すと、マッチする要素から上記に該当する箇所を検出し、それぞれマークアップが挿入されるので、CSSでアキ量を調整します。以下のページに実際に動いているデモがあるので、ぜひ見てみてください。 Mojikデモ ウェブページの文やタイトルなどで使われることを想定しているので、HTMLタグがあっても問題なく動作することは必須条件でした。基的に、まずHTML文字列をテキストとタグに分けて、正規表現でテキストの検索を繰り返す、という方法を採っています。ここらへんはkotarok/jQuery.waokonなど

    Mojik
    asyst
    asyst 2016/07/20
  • ウェブサイトでシステムフォント

    GoogleのRobotoや、AppleのSan Franciscoなど、OSベンダーが独自のフォントを開発し、自社製品のUIにシステムフォントとして採用する、という事例が相次いでいます。これらのフォントは、プラットフォームの特性を考慮して最適化されたもの(あるいは最適なものとして選ばれたもの)と言え、かつ今後のOSのアップデートにともなってさらに改善されることも期待できます。また、ユーザーがそのシステムを操作するときにもっとも頻繁に触れる、つまりもっとも見慣れているフォントでもあります。というわけで、これらシステムフォントをウェブサイトのUIに採用するというのはかなり良いアイデアに思えます。 一方で、システムフォントはあくまでUIのためのもので、長い文章などには向かない場合もあるので、コンテンツ部分は別のフォントを指定すると良いかもしれません。たとえばMediumなどではそのようなアプロ

    ウェブサイトでシステムフォント
    asyst
    asyst 2016/05/06
  • 横に水平線のあるテキスト

    図1:横に水平線のあるテキストの例 おもに見出しなどで見かける、テキストの左右 (またはそのどちらか) に水平線を配置したスタイル。これを CSS で実現する方法について考えてみました。 Demo: 横に水平線のあるテキスト 重ねて隠すパターン まず最初は、1 の水平線を幅いっぱいに配置した上で、テキストに重なる部分を隠す、という方法です。 <h2><span>Hello</span></h2> マークアップはこのように二重の要素が必要です。外側の h2 要素の擬似要素で水平線を作り、内側の span 要素に背景色を指定してテキスト部分を隠します。 h2 { position: relative; text-align: center; } h2:before { border-top: 1px solid; content: ""; position: absolute; top: 5

    横に水平線のあるテキスト
  • 最近試している Sass の書き方

    最近、Sass 3.2 (プレリリース版) を使って新しい書き方を模索しているんですが、その方向性に自信が持てないので、ちょっとさらしてみて反応を見ようという試みです。 まず基的な方向として、以下のような考え方を参考にしています: なぜ @kotarok さんは mixin より extend を推すのか - mixi Engineers' Blog Sassの存在意義 - Weblog - hail2u.net Sassの存在意義への補足 - Weblog - hail2u.net マークアップに合わせてスタイルを書くのでもなく、スタイルに合わせてマークアップするのでもない、それぞれを適切に書いた上で結びつける、というようなことを僕なりにやろうとしています。スタイルの実装と、それらを利用するためのインターフェイスを分離する、みたいなイメージで、具体的には Placeholder (%)

    最近試している Sass の書き方
  • 俺の CSS リセット: 2011 冬

    年末だからというわけでもないのですが、いつものサイト作りに使う CSS リセットについて見直してみました。今までもちょっとずつ手を入れてはいたのですが、今回はかなり大きく修正しています。というのも、Nicolas Gallagher と Jonathan Neal の両氏による normalize.css を知り、大きく影響を受けたからです。 Normalize.css は「新手の CSS リセット」ではありません。CSS を「リセット」するのではなく「ノーマライズ」する、という新しい考え方です。CSS リセットとノーマライズはどちらも、ブラウザ間で CSS の実装に差異があることを前提にそれらを吸収しようとする、という同じ目的を持っています。ただ、リセットはすべてをまっさらな「さら地」にしようとするのに対し、ノーマライズは使える部分は残しつつ手を入れる必要のある部分だけを整える、という違

    俺の CSS リセット: 2011 冬
  • Microdata + schema.org を実際に使ってみる

    schema.org は GoogleMicrosoft (Bing)、Yahoo! という Web 検索の大手 3 社が共同で取り組んでいる試みで、より構造化されたマークアップのための共有の語彙集 (vocabulary) を提供しようというものです。この schema.org の語彙を利用して、実際のマークアップに Microdata を追加する具体例をいくつか考えてみました。 schema.org の アイテム型 (item type) は 階層 (hierarchy) のかたちで定義されています。型ごとに独自の プロパティ が定義され、上位の型のプロパティは下位の型に引き継がれます。最上位は Thing という汎用の型で、name、url、image、description というもっとも基的なプロパティが定義されています。そしてその下に CreativeWork、Event、

    Microdata + schema.org を実際に使ってみる
  • 1