「SPICY CURRY 魯珈」(以後「魯珈」)がオープンしたのは、2016年12月1日。インドカレーと台湾の屋台メシ、魯肉飯(ルーローハン)を組み合わせたお店ということで、オープン時からカレーマニアの間で大変な話題となりました。 話題になったのはその奇抜なコンセプトだけではありません。オーナーシェフの齋藤絵理さん(通称:えりつぃん)は当時快進撃を続けていた南インド料理店「エリックサウス」出身。おりしも2年前の2014年にはエリックサウスから独立した「大岩食堂」がオープンし注目を集めていたこともあり、エリックサウス卒業生への期待が高まっていたのです。 さらに齋藤さんは学生時代、当時東京に店舗があった台湾の魯肉飯専門店「鬍鬚張魯肉飯(ヒゲチョウルウロウハン)」でアルバイト勤務の経験もあるということで、まさに南インド×台湾魯肉飯という経歴の持ち主。 奇抜さへの好奇心から半信半疑で訪れ、その料理