銃乱射事件を生き延びる極限の10分間。被害者家族が手がけた社会派ゲーム2024.10.15 12:005,257 小野寺しんいち 日本では考えられない、アメリカの銃社会。これまで、たくさんの悲劇も生んできました。生徒たちが通う学校で引き起こされた銃乱射事件は、その最たる例といえるでしょう。 こうした学校での銃乱射事件を再現したゲーム「The Final Exam(ザ・ファイナル・エグザム)」がリリースされました。 本作の開発を手掛けたのは、息子を銃乱射事件で亡くした両親です。マヌエル・オリバー氏とパトリシア・オリバー氏は、2018年にフロリダ州パークランドにあるマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃乱射事件で、当時17歳の息子、ホアキン・オリバー氏を亡くしました。 本作は、両氏が設立した団体Change the Ref(チェンジ・ザ・レフ)によって9月に公開されました。銃乱射事