米カリフォルニア州の控訴裁(高裁)は22日、配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズとリフトに対し、個人事業主と位置付けている運転手を従業員として扱うよう命じた。同州の規制に沿った判断で、30日後までに判決に従うよう求めたが、両社は11月3日に同州で行われる住民投票で配車サービスの運転手を規制対象から除外することを目指している。 同州が1月に施行した「ギグワーカー保護法」は、インターネットを通じて単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」を、個人事業主ではなく発注会社の従業員として扱うよう義務付けた。不安定な就労を強いられるギグワーカーの労働者としての権利を守る狙い。従業員として扱われた場合、発注企業は運転手に対し、健康保険や失業保険、最低賃金、有給休暇などを提供する必要がある。 ウーバーは「我々は個人事業主の運転手と乗客をネットで仲介しているだけで、タクシー会社のような旅客運送業ではない」「
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