バンドRCサクセションやソロで活躍した日本を代表するロックシンガーの忌野清志郎(いまわの・きよしろう、本名栗原清志〈くりはら・きよし〉)さんが2日、がん性リンパ管症のため死去した。58歳だった。葬儀は9日正午、東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。喪主は妻の栗原景子さん。 51年東京都生まれ。70年にアコースティック編成のバンドRCサクセションでデビュー。その後、よりロック、R&B色を強くしたバンドとして生まれ変わり、「雨あがりの夜空に」「トランジスタラジオ」「スローバラード」などがヒットした。 ライブの名手として定評があり、髪の毛を逆立て、派手なメークをし、「愛しあってるかい?」などステージ上の決めゼリフも多く、後進のロックバンドに大きな影響を与えた。 反原発の楽曲を含むアルバム「カバーズ」が、またパンク風に編曲した「君が代」を収録したアルバム「冬の十字架」がともに発売中止