ロンドンで保育士をしているエイスリン・コーリーは、2人の息子から買う余裕のないおやつをねだられると、床にブランケットを敷いて「ピクニック・ゲーム」をする。勤め先の保育園のフードバンクで手に入れたオレンジやリンゴを3分の1にスライスして分け合うのだ。 「ある種のアクティビティにしているんです。なので、子どもたちはママが苦しんでいることは知りません」とコーリーは言う。 夕食が「パスタだけのパスタ」になることも多く、子どもたちの食べ物を確保するために自分の食事を完全に抜くときもある。 「生活苦」の兆候が至るところに 食料品の価格や暖房費がここ何カ月と記録的な高騰を見せる中、イギリスでは生活苦の兆候が至る所で見られるようになっている。BBCはオンラインで、1ポンド(約160円)以下でできるレシピを何十種類と公開。暖房の温度を下げた学校も少なくなく、多くの地域が「ウォーム・スペース」を開設するように
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