米国1-3月期成長率は事前予想を下回る 米国商務省が4月27日に発表した1-3月期GDP統計で、実質GDPは前期比年率+1.1%と前期の同+2.6%を大きく下回り、また事前予想の同+2.0%程度も下回った。 ただし、今回のGDP統計からは、米国経済が景気後退に陥った明確な兆候はまだ確認されない。成長率は事前予想を下回ったものの、全体としては米国経済の底堅さを示したものと考えられる。 1-3月期の実質個人消費は前期比年率+3.7%と高い増加率となった。前期に同+1.0%と低めとなったことの反動、という側面が強いが、寄与度は+2.48%と1-3月期の米国経済の最大のけん引役となった。 他方で、企業設備投資は前期比年率+0.7%と低い成長率となり、また、実質住宅投資は前期比年率-4.2%と8四半期連続のマイナスとなった。 成長率の押し下げに最も貢献したのは、実質民間在庫投資である。成長寄与度は前
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く