自分が劇場で観たものはいったいなんだったのか。恐ろしく下手っぴいな映画を観た気もするし、恐ろしく愚直で正しい映画を観た気もする。よく憶えていない、というのが正直なところだけど、それを確認するためにもう一度観てみることにした。というわけでDVDを観る。 サイゾー、のインタビューは言い訳でも何でも無くて、たんなる(制作前から覚悟していたことの)ぶっちゃけである、というのはロフトプラスワンで脚本家の佐藤大さんが言っていたことを考えるに、正しいと思う。脚本家チームが「ここは台詞で言わないほうがいい」「台詞で説明すると嫌がられる」「アクションで示した方が」と書いてきたものをすべてダメ出しして、全部言わせるように、とこの監督は逐一(「台詞で語らない」方向であるパートが書かれるたびに)ダメ出ししていったそうだ。そのほうがスマートな(そして常識的な、美しい)ラインであることをがっつり承知で、しかしそういう
年末です。 忘年会やオフ会シーズンいかがお過ごしですか。 知っている人はご存知と思いますが、自分まったくの下戸です。お酒は一切飲めません。飲めなくはないけど飲んだら青くなります。だがしかし、飲んでないくせに人一倍うるさいのが自分だったりします。基本的に「飲んでないのに常時酔っ払い」。 それがオタ会話となるともう止まりません。好きなもののオタ会話になるともう歯止めが利きません。迷惑かけてごめんね。 大人数で「イサコ様だよな!」と盛り上がる時のテンションの高さたるや。もちろん、マナーは守りますけれどもっ。個室でハイテンション! まあ、はたから見ると、ちょっとイタイんですが。 はて、友人と話していたときにちょっと話題に出ていたことなんですが、オタは必ずしもそういうハイテンション型ばかりではありません。 むしろ人とは群れたくない、のんびり自分で好きなものをたしなみたい。そんな方も多くいます。 それ
「ダーウィン・アワード」を観ました(@チネチッタ:チネグランデ)。 ひょんなことから警察をクビになってしったプロファイラーのマイケルは、ある保険会社に「ダーウィン賞(おバカな死に方をした人々を讃える賞)で賞賛されているような人々をプロファイリングすれば、保険支払いにおけるリスクを回避できる」と自分を売り込む。そして、保険会社が指名した調査員のシリと、全米のダーウィン賞候補の再調査に向かうのだが…、というお話。 お話の基本構造は、調査を進めていく内に、次第におバカな死亡者たち肩入れを始める主人公マイケル、という主軸があり、そしてシリに好意を抱き始めるというサブプロットがあり、そしてクライマックスは警察をクビになるきっかけを作った殺人鬼との対決が…!という体裁を取っています。こう書くとマトモな映画みたいですけど、基本的には馬鹿馬鹿しいコメディです。上記に挙げた要素も、もうちょっと交通整理が上手
俺の斜め前のベッドで恋人たちがむつみあっている。あまりに不快なのでカーテンを閉めたが、「あふん」「いやん」という女性の声が部屋に響く。 バールのようなもの、をふるって黒沢清の映画の凶悪モードな役所広司のように無表情+鈍器の黄金分割で撲殺したい衝動にかられたが、手近にバールのようなものはなく、さらに認めがたい現実を告白するなら、彼は焼けすぎず白すぎない絞られた肉体のイケメンであり、だらしない肉体、といってもフランス書院的に淫らという意味ではなく腹が出ているくせにモヤシ、という意味なんだが、とにかくそんな体のわたしがバールのようなものを持って挑みかかったところで、ルシファーに挑みかかるガブリエルのように、蹴散らされてしまうだろう。 「あなたはどうするの?」 「最善を尽くします。奴等を殺す。病院でいちゃつく奴等、ひやかしでレンタルのAVコーナーに入って来るカップル、全員殺します」 「やって、クリ
○ 2007年12月23日 (日) ■ 2007年ゲーム・オブ・ザ・イヤー - IGN編 全コンテンツ, 総合: ニュース IGNが2007年のゲーム・オブ・ザ・イヤーを発表しています。 ▼ ベスト・アクション・ゲーム ロスト・プラネット: エクストリーム・コンディション 開発: カプコン 販売: カプコン ロスト・プラネット: エクストリームコンディションは、伝統的なアクション・ゲームに相応しい興奮と激しさで今年の幕開けを飾った。操作性や物語に問題を抱えながらも、約束通りの作品に仕上がっている。エイリアンで埋め尽くされた凍りついた惑星を生き延びるには、常に前進しエネルギー・バーを満たすために戦い続けなければいけない。正に、プレーヤーを常に激しい戦闘に晒すための古典的なアクション・ゲームのメカニックだ。サポートも万全のオンラインも悪くない。 ▼ ベスト格闘ゲーム バーチャファイター5 Li
~ オープニング ~ 人はみな 星の海を見ながら旅に出る。 想いえがいた希望を追い求めて、 果てしなく旅は長く、 人はやがて、夢を追い求める旅のうちに永遠の眠りにつく。 人は死に、人は生まれる。 終わることのない流れの中を列車は走る。 終わることのないレールの上を、夢と希望と野心と若さを乗せて列車は今日も走る。 そして今、汽笛が新しい若者の旅達を告げる。 鉄郎の母 「機械の体だったら寒さななんか気にしなくていいのにね」 鉄郎 「機械の体だったら、とっても長生きできるんだね」 鉄郎の母 「そう、部品さえ気をつけて交換を続ければ永遠に生きられる」 鉄郎 「永遠に?」 鉄郎の母 「お父さんさえ生きていれば、お前にだって機械の体を買ってあげられたのに」 鉄郎 「僕たちもメガロポリスへ行って、999に乗らなきゃ!」 鉄郎の母 「でも、乗車券を買うには、お金がたくさんいるのよ!」 鉄郎
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