2016年3月26日追記:本書が第47回星雲賞・海外長編部門の参考候補作に選出されました。応援していただいた皆様、ありがとうございます。 2015年2月21日発売の『完璧な夏の日』ラヴィ・ティドハー/茂木健訳(創元SF文庫)が発売開始からご好評を賜り、各所で話題にしていただいているようなので、まとめてみました。スカイエマさんの表紙も人気です。 渡邊利道・解説(部分)→ http://www.webmysteries.jp/sf/watanabe1502.html
![『完璧な夏の日』が熱い!(※当社調べ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/010772ef54488632348a0d8a7a65ac972c3067ef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Fb0e71b9858410e8305e8005043cb233c-1200x630.png)
矛盾した人間は、イデオロギーに還元できない 杉田俊介(以下、杉田):今年、『安彦良和の戦争と平和 ガンダム、マンガ、日本』という本を刊行して、中島さんにも読んでいただきました。まずは率直な感想を聞かせてください。 中島岳志(以下、中島):私にとって、安彦良和さんは1つの像によってはっきりと捉えきれないところがあったので、面白く読ませていただきました。 最初に読んだのは、中国東北部に存在した満洲国について描いたマンガ『虹色のトロツキー』で、大学生のときでした。アジア主義や超国家主義に関心を持っていましたので、それはどんぴしゃのタイミングでしたね。 次に読んだのが『王道の狗』でした。とくに金玉均(朝鮮李朝末期の政治家)が、どんなふうに描かれているのか関心がありました。 杉田:その当時、安彦さんについてはどんな印象を持ちましたか。 中島:そのとき、私は安彦さんが『機動戦士ガンダム』に関わりのある
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