近年、労働力不足の解決手段として、あらゆる現場においてロボット導入が進んでいる。 そんななか、日本電気株式会社(NEC)は、ロボット導入のハードルを下げてくれそうなAI技術「目標指向タスクプランニング」を開発した。 なお、同技術の一部は東京工業大学工学院システム制御系 山北昌毅准教授らのグループとの共同研究の成果とのこと。 稼働までわずか数分!ロボットを導入・活用するにあたり、作業目標を達成する作業手順の設計および作業手順に沿ってロボットを動作させる制御命令の作成と設定をする「ティーチング作業」が必要となる。この作業は従来、ロボット専門家が手作業で行ってきた。 このたび開発された「目標指向タスクプランニング」は、このプロセスの自動化を実現するAI技術だ。 現場の作業者が作業目標を指示するだけで、目標達成までの動作をロボットに自動実行させることが可能となるという。例えば、作業員が「複数の部品