エアコンを苦手としている人や、エコ的観点からあまら利用しないという人も少なくないが、日本の夏にはエアコンが必須になっているという(日経新聞)。 人間の汗には、その蒸発によって体から熱を奪い、体温を下げる働きがある。ところが東京の夏は高温多湿であり、さらに温暖化で気温は上昇傾向になるとされる。そのため、汗をかいても体は冷えず、適切な対処を行わないと熱中症などになる可能性が増えているという。特に体の温熱感が鈍くなっており、また発汗能力が低下している高齢者に熱中症は多く、実際2014年には住宅内で熱中症を発症した高齢者は男女合わせて2000人以上いたという。