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ブックマーク / science.srad.jp (106)

  • 清掃員が冷凍庫のスイッチを切り、20年以上におよぶ研究成果が吹き飛び提訴 | スラド サイエンス

    ニューヨーク州のレンセラー工科大学で、清掃員が研究室の冷凍庫のアラーム音を止めるためにスイッチを切り、、20年以上におよぶ研究が台無しになったというトラブルが起きたそうだ。大学はスイッチを切った清掃会社に対し、100万ドル以上の損害賠償を求める訴訟を起こしているそうだ(CNN)。 訴状によると、冷凍庫の中の細胞培養や標は零下80度の温度を保つ必要があり、わずか3度の温度変化で損傷する恐れがあった。このため温度が零下78度まで上昇したり、零下82度まで下がったりした場合、アラームが鳴る設定になっていたという。大学側は、清掃会社が適切な訓練や指導を怠ったことにより損害が生じたと主張している。 clay 曰く、 掃除のおばちゃんがサーバーの電源引っこ抜いたり、高度な芸術作品をゴミとして処理した話がある一方、掃除のおばちゃんが難問をサラッと解決したジョークなどもある。みなさんがご存知の掃除のおば

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    atyks 2023/07/03
    “1秒で思いついた解決策を得意げに書き込む前に、「素人の思いつきくらい、きっと誰かがやっていたのではないか」と考えて調べるくらいの謙虚さがあるといいですね”
  • 電子機器の充電端子をUSB Type-Cに共通化する指令案、欧州連合理事会が最終承認 | スラド サイエンス

    欧州連合理事会は 10 月 24 日、各種電子機器に共通の充電端子として USB Type-C 端子の搭載を義務付ける共通充電器指令案の最終的な承認を行った (プレスリリース、 9to5Mac の記事、 Softpedia の記事)。 共通充電器指令は欧州議会議長と欧州連合理事会議長による署名の後、欧州連合官報に掲載される。指令は官報出版の 20 日後に発効し、その 24 か月後から新ルールが適用される。新ルールでは幅広い範囲のポータブル電子機器でUSB Type-C端子が共通の充電端子として義務付けられるほか、充電器同梱の有無や充電性能を示すピクトグラムを導入する。消費者は新しいデバイスとともに充電器を購入するかどうかを選択できるようになるが、指令発効から4年後に欧州委員会は充電器の別売化を義務付けるかどうかの評価を行う。 充電端子のUSB Type-C化が義務付けられるのは携帯電話・タ

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    atyks 2022/10/26
  • 中年が悪い夢を見るのは認知症リスクの可能性がある | スラド サイエンス

    中年になって悪い夢を頻繁に見る人は、高齢になるにつれて認知症の発生リスクが高くなる可能性があるという。成人の約5%が少なくとも週に一度は悪夢をみるとされる。パーキンソン病患者を対象とした先行研究によるとこうした苦痛を伴う夢を頻繁に見ることと認知機能の低下の速度、将来的に認知症を発症するリスクの上昇が関連していることが判明たらしい(eClinicalMedicine、The Guardian)。 バーミンガム大学のAbidemi Otaiku博士は、健康な成人にも同様の問題があるかをしらべるため、脳の健康状態やその他の結果を評価した3つの過去の研究データに着目。35歳から64歳の中年成人600人以上と、79歳以上の高齢者2600人のデータを統計ソフトで分析した。研究によると週に1回以上悪い夢を見る中高年者は、悪夢をほとんど見ない人に比べて10年の間で認知機能が低下する可能性が4倍高いことがわ

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    atyks 2022/09/28
  • イスラエルに世界初の培養肉の生産施設が誕生。日に500kgを生産 | スラド サイエンス

    イスラエルの企業「Future Meat」は6月23日、世界初の産業用培養肉生産施設を開設したと発表した。この施設では、1日に500キログラムの培養製品を生産する能力があり、この量は5,000個のハンバーガーに相当するそうだ(PRNewswire、Foovo、GIGAZINE)。 この施設では、動物の血清や遺伝子組み換え材料を使用せずに鶏肉、豚肉、子羊の培養物を生産できるという。その上、従来の畜産設備の約20倍の高速生産が可能になるとしている。同社の最初の製品では、培養肉が45から60%、植物性タンパク質が40から55%の割合の培養ハイブリッド肉となる予定だとしている。 あるAnonymous Coward 曰く、 生産施設を建設したのはイスラエルの培養肉企業Future Meat社で、最初の製品は培養肉が45~60%、植物性タンパク質が40-55%の培養ハイブリッド肉となる予定だという。

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    atyks 2021/07/05
  • イーロン・マスク、思考で機器を操作する技術の経過報告。猿がゲームプレイできる? | スラド サイエンス

    イーロン・マスク氏が頭部に電極を埋め込み、機器を操作する技術投資をしていることは知られているが、同氏は2月1日に音声SNSであるClubhouseに登場、トークショーを行い脳に埋め込むインターフェイスを開発しているNeuralinkについて近況報告を行った。その中で猿の脳に無線式のインプラントを埋め込み、猿が脳で思考することでビデオゲームを(技術的には?)プレイ可能になったと説明する。ただ今回の話だけでは、実際に猿がゲームプレイに成功しているのかはよく分からない。実際TNWの記事などでは同氏の話は誇大広告の気があると指摘している(GameSpark、CNBC、GIGAZINE、TNW)。 なおイーロン・マスク氏は、Neuralinkが2021年末までに人体試験を開始する準備をしているとも話しているようだ。人工知能を人間の脳に移植し、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経疾患を治療する

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    atyks 2021/02/04
  • 血漿を希釈することで細胞組織が若返る、マウス実験で確認 | スラド サイエンス

    血液中の液体成分である血漿を希釈することで、細胞組織の若返りが期待できるという。すでにマウスを使った実験で効果が確認されているとのこと(GIGAZINE、AGING、Berkley News、Slashdot)。 過去には年老いたマウスと若いマウスの間で血液を交換することで年老いたマウスの細胞が若返るという現象が実験で確認されているが(過去記事)、今回のカリフォルニア大学バークレー校の研究チームによる実験では若いマウスの血液を利用せず、代わりに老いたマウスの血漿の半分を5%のアルブミンを含んだ生理塩水に置き換えた。その結果、若い血液に置き換えた場合と同様に脳や肝臓、筋肉などの細胞で若返り効果が確認できたという。また、同様の実験を若いマウスでも行ったが、とくに悪影響は確認されなかったそうだ。 研究者らはこの現象について、特定のタンパク質の増加によって細胞を維持・修復する働きが阻害され、血中

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    atyks 2020/06/25
  • 月刊ムー、日本政府による民業圧迫を暗に訴える | スラド サイエンス

    月刊ムーのTwitterアカウントが、「厚労省がアマビエ、文化庁がレイライン、防衛省が宇宙作戦隊。」とつぶやいている。アマビエ、レイライン、宇宙作戦隊のいずれもオカルト要素や特撮要素が強いネタで、国家機関が「ムー」の活動地点であるオカルト・テリトリーを侵略している点を憂慮している模様。 具体的には厚労省は、新型コロナウイルス対策として、妖怪「アマビエ」をモチーフにして、啓発アイコンを作成(Facebook、厚生労働省)、文化庁の件は上田市の「レイラインがつなぐ『太陽と大地の聖地』〜龍と生きるまち信州上田・塩田平」を日遺産に認定した件を指しているものとみられる(信毎web)。 宇宙作戦隊の件はニュースなどでも大きく報じられているが、航空自衛隊に宇宙作戦隊が新たに編成された件である模様(航空自衛隊、朝日新聞)。

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    atyks 2020/06/23
  • 花粉を水に変えるマスクに根拠なし。消費者庁がマスク販売会社に課徴金857万円 | スラド サイエンス

    「花粉を水に変えるマスク」を販売していた企業が、857万円の課徴金の支払いを命じられた。該当製品は「花粉を水に変えるマスク +4 くもり止めつきマスク(ふつう)」「花粉を水に変えるマスク +4(ふつう)」「花粉を水に変えるマスク +4 くもり止めつきマスク(小さめ)」の3商品。 これらの製品は、ハイドロ銀チタンにより、アレルギーの原因物質や悪臭の原因となる物質を化学的に分解して水に変え、体内への吸収を防ぐとしていた。消費者庁は販売元であるDR.C医薬に対して、表示されている効果を示す資料の提示を求めたが、提出された資料に根拠となる情報はなかった模様。 消費者庁は販売元であるDR.C医薬に対し、2021年1月20日までに課徴金857万円を支払うことを命じている。なお、DR.C医薬は昨年、消費者庁から措置命令が出されており、これを受けてすでに表示を改めているとしている(Impress Watc

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    atyks 2020/06/22
  • 日本書紀に記されている「赤気」という現象の正体は扇形オーロラだという説 | スラド サイエンス

    国立極地研究所と国文学研究資料館、総合研究大学院大学の共同研究で、日書紀に記されている「赤気」と呼ばれる現象が「扇型オーロラ」と整合することが分かったという(国立極地研究所の発表)。 日書紀は奈良時代に作られた、日歴史を記した書物の1つ。日書紀には、推古天皇二十八年(620年)に「十二月の庚寅の朔に、天に赤気有り。長さ一丈余なり。形雉尾に似れり。」との記述があるが、この現象がいったいどのようなものだったのかは謎だった。 しかし、国文学研究資料館と国立極地研究所が中心となって進めて来た文理融合の研究成果によると、日のような中緯度で見られるオーロラは赤く、扇形の構造を示すものであることが分かったという。これは日書紀の記述に合致するものから、日書紀で「赤気」と表現されている現象はオーロラであると考えるのが最も自然だという。 なお、「赤気」については、明月記にも建仁4年(1204年

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    atyks 2020/03/18
  • SETI@home、3月31日でいったん休止 | スラド サイエンス

    headless曰く、 SETI@homeは2日、ボランティアに対する分析用データ配布を3月31日で中止し、休止状態に入ることを発表した(SETI Newsのフォーラム投稿、Ghacks)。 ボランティアによる分析処理をいったん休止する理由として、1)現時点で必要なデータをすべて分析してしまったこと、2)データの分散処理には多くの作業が必要で、既に得られている結果のバックエンド分析を完了して論文執筆に注力する必要があることを挙げている。ただし、SETI@homeがなくなってしまうわけではなく、Webサイトや掲示板システムは運用が続けられる。プロジェクトではカリフォルニア大学バークレー校の他の天文学者が地球外知的生命体探査(SETI)や関連する領域でSETI@homeの膨大な演算能力を活用することを望んでおり、これが実現すれば再びデータの配布を再開する計画とのこと。現在SETI@homeを自

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    atyks 2020/03/06
  • 料理のレシピに「味の素」を書くと荒れるため使用禁止になっている雑誌もあるという話 | スラド サイエンス

    料理研究家のリュウジ氏によると、味の素をレシピに入れると「荒れる」ため、料理雑誌では使用禁止にされていたり、料理研究家によっては絶対に使わないのだそうだ(Togetterまとめ)。 味の素の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは一般の品にも多く含まれているが、嫌悪する人も少なくない(過去記事)。 なお、味の素はさとうきびの糖蜜を発酵させてグルタミン酸を作り、それに水酸化ナトリウムを加えてグルタミン酸ナトリウムとしている(味の素の製法説明ページ)。

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    atyks 2019/08/21
  • 古い論文を人工知能に分析させることで人間が見逃していた結果を発見 | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 何百万もの古い科学論文を機械学習アルゴリズムを使用して分析したところ、人間が見逃していた新しい科学的発見ができたという(VICE、Slashdot)。 ローレンス・バークレー国立研究所の研究者らは、人間が見逃した論文同士のつながりを見つけるため、Word2Vecと呼ばれるアルゴリズムを利用した。その結果、熱をエネルギーに変換できる可能性のある熱電材料を予測する結果が出力されたという Word2vec機械学習を使って単語間の関係を分析するアルゴリズム。研究者たちはシステムをトレーニングするためのデータとして、材料科学に関連した330万件の抄録から約50万語の語彙を選択してWord2vecに入力した。 入力したデータには熱電に関する定義は無かったが、このアルゴリズムによって単語同士の関連付けから、将来の熱電材料の候補を見つけ出すことができたという。この

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    atyks 2019/07/15
  • JAXAの超高速インターネット衛星「きずな」が運用終了 | スラド サイエンス

    JAXAが3月1日、2008年に打ち上げられた、超高速インターネット衛星WINDS(きずな)の運用終了を発表した(ITmedia)。 打ち上げ直後はスラドでも結構話題になっていましたが、結局その後どうなんでしょうか? 2月9日6時36分ごろからきずなとの通信ができない状態となっており、その後通信を試みるも復旧しないことから地上からの運用は不可能と判断、2月27日15時54分に送信機とバッテリーを停止するコマンドを送信、運用を終了した。 きずなの設計寿命は5年だったが、これを大きく超えて運用が継続されており、東日大震災の災害対策支援などでも活用されていた。

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    atyks 2019/03/06
  • 観葉植物の遺伝子を組み替えて空気中の有害物質を除去する性質を持たせる試み | スラド サイエンス

    ワシントン大学のStuart Strand教授らの研究チームが、観葉植物の遺伝子を組み替えて空気中の発がん性物質を除去する働きを持たせることに成功したそうだ(GIGAZINE、futurism、Environmental Science and Technology誌掲載論文)。 研究者らは観葉植物のポトス(オウゴンカズラ)に対し、ウサギに由来する「CYP2E1」という遺伝子を注入。これによって得られた遺伝子組み換えポトスをベンゼンやクロロホルムガスと共にガラス瓶に封入したところ、数日後に瓶内のベンゼンやクロロホルム濃度は大きく低下したという。遺伝子を組み替えていないポトスや他の植物ではこういった変化は見られず、遺伝子組み換えによって「空気清浄」作用が確認できたとしている。

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    atyks 2018/12/25
  • JAXA「こうのとり」7号機(HTV7)、大気圏再突入に成功 | スラド サイエンス

    11月11日6時40分頃、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を行ったJAXAの宇宙輸送船「こうのとり」7号機(HTV7)が大気圏に再突入した。その後10時25分にはHTV7から分離された小型回収カプセルの回収にも成功、ミッションが無事完了した(JAXAの発表、FNN PRIME、朝日新聞、NHK)。 小型回収カプセルにはタイガー魔法瓶の魔法瓶技術を使った真空二重断熱容器が組み込まれている。この容器は着水時の40Gに耐える強度構造と長期間の保冷性能を持つという(タイガー魔法瓶の解説ページ)。この容器内にはISS内で結晶化されたタンパク質などの実験資料約1kgが格納されているとのこと。

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    atyks 2018/11/12
  • 「反グルタミン酸ナトリウム」と戦う味の素 | スラド サイエンス

    調味料「味の素」などを販売する味の素が、海外でグルタミン酸ナトリウム(MSG)に対する偏見をなくす活動を進めているという(BuzzFeed Newsの記事)。 MSGは「うまみ」の元として知られるアミノ酸の一種で、味の素の主成分。昆布やチーズ、醤油、発酵品などにも多く含まれる物質でありながらMSGを嫌う人たちも少なくない。その理由は1968年に「グルタミン酸の大量摂取は人体に悪影響」という論文が発表されたことが大きいようだ。この前後、MSGを大量に使用した中華料理べると頭痛や痺れなどが発生するという「中華料理店シンドローム」という噂も広まった。 現在ではMSGは一般的な量の摂取であれば人体に無害であることが示されているものの、こういった要因から米国ではMSGに対しマイナスイメージを持つ人が多く、「non MSG」「no added MSG」のようにMSG不使用であることをわざわざ表記

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    atyks 2018/10/09
  • カイコの遺伝子を置き換え、クモ糸タンパク質を高い割合で含むシルク繊維の大規模生産を可能にする研究成果 | スラド サイエンス

    ゲノム編集したカイコガを用いることで、高い割合でクモ糸タンパク質を含むシルク繊維を得ることに中国の研究グループが成功したそうだ(論文、 Ars Technicaの記事)。 クモ糸は高い強度や伸展性など優れた特性を持ち、バイオ素材として注目を集めている。しかし、クモの生態上、飼育による大規模なクモ糸繊維の生産は困難だ。他の生物にクモの遺伝子を挿入してクモ糸タンパク質を生成させる場合、多くは繊維を作る工程が必要になる。カイコガを使用すれば直接繊維を採取可能となるが、トランスポゾンを用いてクモの遺伝子を挿入する従来の方法ではクモ糸タンパク質を効率よく得られなかったという。 研究グループではヌクレアーゼを用いた相同性依存的な修復(HDR)により、カイコガのフィブロインH鎖遺伝子をアメリカジョロウグモ(Nephila clavipes)の牽引糸タンパク質(MaSp1)遺伝子で置き換えた。その結果、遺

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    atyks 2018/08/13
  • オウム真理教死刑囚によるVXガスの連名論文が学術誌に掲載 | スラド サイエンス

    オウム真理教の元信者であり、「坂弁護士殺害事件」の実行やサリン、VXガスなどの製造に関わっていた中川智正死刑囚が、米コロラド州立大名誉教授のアンソニー・トゥー氏と連名でVXガスに関する論文を執筆、日法中毒学会の学術誌「Forensic Toxicology」電子版に掲載された(毎日新聞、論文)。 論文タイトルは「Murders with VX: Aum Shinrikyo in Japan and the assassination of Kim Jong-Nam in Malaysia(VXガスによる殺人:日のオウム真理教とマレーシアでの金正男氏殺害事件)」。トゥー氏は毒物や化学兵器の研究で知られており、オウム真理教に対する捜査にも協力していた。氏はVXガスを兵器として利用するために製造していたオウム真理教や、同教団が起こしたサリン事件について興味を持ち、中川死刑囚とたびたび面会を

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    atyks 2018/05/28
  • 「花粉を水に変えるマスク」に対し疑問の声多数、ニセ科学か? | スラド サイエンス

    最近、「花粉を水に変える」という効能をうたったマスクが販売されているが、これに対し各所で疑問の声が出ている(伊藤剛氏のTweet、NATROM氏のTweet、Togetterまとめ)。 詳細は不明だが、このマスクには光触媒反応を利用してタンパク質を分解する機能があり、それによって「花粉を水に変える」という。 光触媒については科学的に検証が行われており、酸化還元作用や超親水作用があることが発見されている。また、この効果を利用した汚れの付きにくいガラスや、酸化還元作用を利用した抗菌・脱臭機能を持つ素材などは実際に実用化されており、効果も確認されている。ただしエネルギー効率は悪いため、酸化還元作用によってタンパク質の分解を行うことは理論上は可能だが、それを実際に行うには大量の強い光が必要になるとされる(東京大学による光触媒の解説)。 五木クリニック院長ブログによると、酸化チタンや銀、ハイドロキ

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    atyks 2018/03/16
  • アフリカの砂漠にごみをまいて農地をつくる日本人 | スラド サイエンス

    西アフリカにある最貧国ニジェールで都市から出るゴミを集めて砂漠にまいて農地をつくる日人がいるという。その人物は京都大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の大山修一准教授で、彼は2000年から首都近郊の村でフィールドワークを続けている(朝日新聞)。 大山准教授の研究については国際協力機構ニジェール支所便り2017年10月号の記事が詳しいが、首都ニアメから出る生活ごみを砂漠に建設したサイトに運び込んでまくことにより、ゴミに含まれる有機物がシロアリのエサとなる。またゴミが雨水を含むことにより、地中にシロアリのコロニーが作られ、そのトンネルを通じて地中に雨水が浸透するようになる。強風で起きる砂嵐で地表面の砂が飛ばされることで砂漠化が進行するが、ゴミをまくことで飛砂を受け止め砂が堆積する効果もあるという。 なにより重要なのは都市ゴミの中に含まれている、都市生活者が利用した作物や有用植物の種子。ある

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    atyks 2018/03/05