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新年度が始まってから2ヶ月が経ちました。異動、転職、入学した先々で「ねえ、Facebookやってる?」「Twittterのアカウント教えて」なんて会話が交わされたことでしょう。新しい「友達」の職歴・学歴を確認したり昔の写真を遡って見たりして、「ふ〜ん、そういう人生歩んできたんだ」なんて心の中で呟きながら、人の過去を覗けるのはSNSの醍醐味です。 そんな中、「次のSNS」としてTumblr(タンブラー)が注目を集めています。 フォローしている相手とフォロワーが他人には見えないTumblr(タンブラー)とは、Facebookに似たブログ型SNS。NY生まれのプログラマー、デイヴィッド・カープが2007年に開始したサービスで、現在は英語や日本語を含めた6言語が使用でき、全世界で2億人を超えるユーザーが利用していると言われています。 Facebookとの違いは、フォローしている相手とフォロワーが他
アメリカに於ける日本の自動車ビジネスを大きく推進するという絶大なる功績を残した片山豊さんが亡くなった。日本では「フェアレディZのお爺さん」くらいのイメージしかもたれていないものの、片山さんという「切れ者」が居なければ、日本車はここまでアメリカで成功しなかったと思う。アメリカの自動車ビジネスを根本から変えた、と言っても良かろう。 例えばアメリカでよく言われる「交換部品の翌日調達率」について初めて言及したのは片山さんである。それまで壊れてもいつ交換部品が届くか不明だった。片山さんはダットサンをアメリカで売るにあたり、徹底的なサービス体制を作り上げた。さらにアメリカで販売するためのクルマを本社に強く強くリクエストし続ける。初代フェアレディZ(S30)やブルーバード510は片山さんの企画だ。 日産本社はアメリカに於ける片山さんの大活躍を好ましく思っていなかった、というのは有名な話。 一度お会いし、
新型デミオの主査は「もう八方美人で誰にでも好かれようと思ってクルマを作るのは止めます」と言った。 【写真】先週の記事「アテンザ改良で分かったマツダの哲学」 アテンザとCX-5のマイナーチェンジで取材した主査は「50%の人に好かれたら、50%の人に嫌われてもいいです」と言った。 二つの取材はほぼ半年間が空いていて、主査という肩書こそ同じだが、全く別の人物の発言だ。にも関わらず奇妙に同じニュアンスが漂い、言わんとすることは同じに思えた。「Zoom-Zoom」のようなスローガンなら共有されていてもおかしくないが、内容は同じでも表現方法はまるで違う。それらの発言からは、どうも何かの理念が共有されているように感じられた。 余談だが、この記事は先週の続編だ。もしマツダに何が起こっているのかがとても気になるようなら、面倒でも是非先週の記事から読んでほしい。できる限り読んでいない人にも分かるように書くが、
「CVT」とはContinuously Variable Transmissionの頭文字で「無段階変速機」のこと。現在の国産車のオートマチック・トランスミッションのほとんどがこのCVTを採用している。名前の通り、ギアを切り替えて変速比を変えるマニュアル・トランスミッションを階段だとすれば、CVTは坂道の様に段がない。 【写真】軽自動車が「主役」だった2013年 クルマ業界振り返り 1980年代に次々と現れたCVTは、初期には発進に大きなショックを伴うなど、完成度は決して高いものではなかった。しかし、理論的には「エンジンの欠点を補う夢の次世代変速機」であることから多くの注目を集め、以来着実に地歩を固めてきた。燃費性能への注目の高まりにつれ、特にこの十年は効率の悪いトルコンATからCVTへのシフトが急速に進んだ。数年前にはトルコンATは旧技術の象徴の様に思われていたのだ。 ところがその構造が
イラクやウクライナの内戦による国家分裂の危機に注目が集まるなか、平和的手段で国家分裂の危機に直面しているのがイギリスです。イギリスではスコットランド独立をめぐる住民投票が9月18日に実施されますが、最新の世論調査では独立賛成と反対がほぼ互角となっています。 なぜスコットランドで独立を求める声が高まっているのか理解するために、歴史的な背景を見てみましょう。かつてスコットランドは独立国でした。それがイングランドと合同してイギリスを形成したのは、300年ほど前の1707年のことです。スコットランドがイングランドと合同した1つの理由として経済的な利益があります。当時、イングランドは世界中で植民地を拡大して広大な帝国を形成しつつあったので、スコットランドではイングランドとの合同は大きな経済的な利益をもたらす、という期待があったのです。 実際、イギリスの植民地の内外で多くのスコットランド人が活躍するこ
政府 レバノンと交渉「当然」[写真] 日軽金 水利権を目的外使用か[写真] 女医殺害 被告「女性に興味」[写真]NEW! 餅詰まらせる 都内で4人重体NEW! 50年前 万博で描かれた2020年[写真] 綾瀬はるか 司会者の新境地[写真]NEW! 売名だよ 杉良太郎が語る福祉[写真]NEW! 新春かくし芸大会 なぜ消えた[写真]
「ディーゼルってどうなの?」最近よく聞かれる質問である。「いかがなものか?」ではなく「ちょっと興味あるけど……」というニュアンスだ。石原慎太郎元都知事がペットボトルを振ってディーゼルの排気ガス問題をぶち上げたのは1999年。一度は致命的に激減したディーゼルだが、あれから15年、再び脚光を浴びている。 今回は、先行する欧州勢に一矢報いたマツダのディーゼルエンジン「スカイアクティブD」の話をしたいと思う。参考にしたのは沢村慎太朗著『午前零時の自動車評論7』文踊社刊である。また沢村氏にはこの原稿の執筆に当たってアドバイスもいただいた。 ■なぜ欧州ではディーゼルが発達? 欧州では昔からディーゼルエンジン搭載の乗用車が売れていた。事情はいくつかある。ひとつは年間走行距離が日本より多いこと。もうひとつ、クルマの購入費用を勤め先が負担するというカンパニーカー節税制度の影響も無視できない。ちょうど日本の借
「F1世界選手権」を戦う2014年用マシンの新車発表が始まった。その口火を切ったのがイギリス・ウォーキングにファクトリーを構える名門チームの「マクラーレン」。今年はメルセデスのパワーユニットを使用するが、来年からはホンダと組むことになるチームだ。最初に登場するニューマシンとあって注目が集まっていたが、そのノーズデザインは衝撃的なものだった。 MP4-29 【写真:McLaren】思わず目を疑った人も多いかもしれない。何に見えるかはご想像にお任せするとして、今年のF1マシンはノーズが非常に特徴的。「アリクイノーズ」やら「エイリアンノーズ」やら様々な呼び方がされているが、新規定のマシン寸法を踏まえた上でデザインされた想像力豊かなマシンが続々と登場してくることになる。 車両規定の大幅な変更が産んだデザイン今年はエンジンが2.4L・V型8気筒・自然吸気エンジンから、「1.6L・V型6気筒・直噴ター
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