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ブックマーク / honeshabri.hatenablog.com (13)

  • チェンソーマン シュメル起源説 - 本しゃぶり

    チェンソーマン』の物語はどこから生まれたのか。 それはユーフラテス川とティグリス川の間である。 全ての原点はシュメルにあった。 彼らの視点 今期もそれなりにアニメを見ているわけだが、その中に『チェンソーマン』がある。 原作であるマンガの時点で人気作であり、はてブでも連載中の第二部が毎回ホッテントリに入っている。しかし俺はこれまで縁がなく、作品に一切触れてこなかった。だからアニメが俺にとっての初チェンソーマンとなる。 それで新鮮な気分で金のかかったアニメを楽しんでいるのだが、たまにこんな感じの顔で見ている自分に気がつく。 Osama Shukir Muhammed Amin FRCP(Glasg), CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons, Link, Cropped 古代メソポタミアの南部で都市文明を築き上げたシュメル人である。 話の展開にどうもシュメルみ

    チェンソーマン シュメル起源説 - 本しゃぶり
    auient
    auient 2022/11/08
    この人の芸風は「解釈バトル」というのか
  • 見た目が不自由な人の保護は必要か - 本しゃぶり

    世の中は見た目が良い人の方が有利である。 ならば見た目が悪い人は保護するべきではないか。 この主張を掘り下げてみた。 ブサイクを法律で守る 目次に書かれたこの章題を見た時、「さすがに無茶だろ」と思った。しかしを読み進め、この章にたどり着いた時には「たしかに一理あるな」と変わっていた。読んでいたは『美貌格差 ―生まれつき不平等の経済学』である。 美貌格差―生まれつき不平等の経済学 作者:ダニエル・S・ハマーメッシュ東洋経済新報社Amazon 書は、人の容姿による経済的な影響を示したである。多くの人が直感的に「美人は得で、ブサイクは損」であると思っている。だがそれは、どの程度の差なのか、男女で容姿が収入に与える影響は異なるのか、といったことは、人によって意見が異なるだろう。書はそれを定量的に調査した研究を示すのが良い。 そうやって容姿の経済的な影響を調べていくと、やはり容姿が優れてい

    見た目が不自由な人の保護は必要か - 本しゃぶり
  • 197冊の教えを1つにまとめた黄金律の教科書 - 本しゃぶり

    ビジネス書100冊の教えをまとめたがある。 自己啓発書100冊の教えをまとめたがある。 そして "答え" がここにある。 100冊読んで分かったこと 2022年4月、日のビジネス書を語るなら絶対に外せないが登場した。『ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律』である。 ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律 作者:堀元見徳間書店Amazon その名の通り、日で売れているビジネス書を100冊選び、それらを厳選した27の教えにまとめただ。この1冊があれば他にはいらない。 書の組入書籍として採用されたのは刊行が2016年以降*1、推定発行10万部以上*2など、複数の条件*3を満たしたであり、その内訳は国内82%、外国18%となっている。 これだけ多くの厳選された書籍を使っているだけあって、教えの内容は多岐にわたる。コミュニケーションや情報処理

    197冊の教えを1つにまとめた黄金律の教科書 - 本しゃぶり
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    auient 2022/05/09
    メタ自己啓発
  • オタクなのにラッシュガードを普段着にしている - 本しゃぶり

    夏用の上着を探していたらラッシュガードにたどり着いた。 薄いのにUVカットできるから毎日着ている。 海にもプールにも縁がないオタクなのに。 日射は辛いけどハンズフリーがいい オリンピックと関係なく暑い。 気温や湿度も問題だが、よりダメージソースとして強いのは直射日光である。早朝、まだ気温がそれほど上がっていないのに、日向を歩くと確かに「熱」を感じる。この感覚は正しいようで、環境省の「まちなかの暑さ対策ガイドライン」によれば、暑さに大きく影響するのは「日射」であるという。さらに舗装された路面からは赤外放射も強い。そのため日向と木陰では、体感温度が7℃程度も変わるという。 環境省熱中予防情報サイト まちなかの暑さ対策ガイドライン 図1.3 日向と木陰の体感温度の違いのイメージ そこで近年は日傘が脚光を浴び、男性も遠慮せず差すべしという風潮が高まっている。 日傘が効果的というのは、環境省も以前か

    オタクなのにラッシュガードを普段着にしている - 本しゃぶり
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    auient 2021/08/09
    なるほどラッシュガード。Tシャツの上に羽織るのか
  • 東京オリンピックという古代ギリシア復興の儀式 - 本しゃぶり

    猛暑、緊急事態、追放劇。 オリンピックの諸問題は2500年前も同じだった。 歴史を学んで危機を克服しよう。 伝統的灼熱のオリンピック オリンピックが暑い。 東京で開催すると決定された時から暑さが懸念されていたが、その問題は現実となった。アーチェリーでは選手が倒れ*1、 トライアスロンではゴール後に嘔吐し*2、テニスでは「これで死んだら誰が責任を取るのか」と言われる始末*3*4。 コロナ禍での東京五輪は、酷暑にも見舞われています。都心では開会式前後から最高気温が34度を超えたこともあり、屋外競技の選手がもがいています。 #猛暑 #東京五輪 #Tokyo2020https://t.co/M1TdDJAFyR— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 29, 2021 なぜこの時期に開催したのか。日らしく、この理由には音と建前がある。「建前」は「この時期の天候は晴

    東京オリンピックという古代ギリシア復興の儀式 - 本しゃぶり
  • 予想外にバズってうろたえるマルティン・ルターに親近感 - 本しゃぶり

    身内ネタがバズると人はうろたえる。 マルティン・ルターもうろたえた。 Lucas Cranach the Elder [Public domain],Link 3回目の寄稿 『わたしのネット』でマルティン・ルターについて書いた。 前回パウロについて書いたので、同じノリで書ける人物は誰かと考え、ルターを選んだ。彼のことは巨乳の記事を書いた時に、ちょっと調べたことがある。それで思い浮かんだのだ。 当初は『95カ条の提題』について書けばそれっぽくなるだろうと考えていた。あれはネットどころか電報も無い時代に、わずか2週間でヨーロッパ中に拡散されたという。おそらく現在のバズに通じるものがあるに違いない。それぐらいの認識だった。 調べてみると、思っていた以上に現在のバズと似ていて面白い。ルターの場合は活版印刷が、現代はSNSが情報の複製を容易にした。新たなメディアが登場すると思わぬバズが生じるのだ。し

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  • オッパイは尻の代替品という解像度の低い説 - 本しゃぶり

    書いたな、俺の前で、おっぱいの話を。 この話題に関して語りたいことはあるが、ブコメはそれを書くには狭すぎる。 / “サルは乳房に興味ないってことは、おっぱいにエッチさを見出した特殊性癖のパイオニアがどこかにいたってことだよな - Togetter” https://t.co/D1kbNEv4P0— 骨しゃぶり (@honeshabri) February 16, 2021 ヒトの視点でサルを語る人 こんなまとめを読んだ。 サルのオスは豊満な乳房に性的魅力を感じない。だからヒトのオスが乳房に性的魅力を感じるのは、進化の過程で特殊性癖の個体が誕生したのではないか。 これが発端となったツイートである。これ自体は素朴な疑問なので、そこまで気にならない。俺が気になるのはその後に出てくる「尻の代替説」である。曰く、ヒトの乳房が大きく丸みを帯びているのは、尻を模したためであるという。 この有名な仮説は、

    オッパイは尻の代替品という解像度の低い説 - 本しゃぶり
  • 乳母はバブみというより臓器売買 - 本しゃぶり

    「バブみ」について学ぼうと乳母の歴史に手を出した。 行き着いた先は臓器売買の現場。 乳母の質は金で命を買うことである。 代理出産と階級 この前、代理出産が話題になっていた。 VERYに掲載された対談において、「代理出産という選択肢が増えることは、働く女性にとって素晴らしい」と、肯定的に語られた。それに対して代理出産の問題、負荷が低所得者の女性に押し付けられるという点が抜け落ちていると、批判が噴出したのだ。 スプツニ子!氏は以前も男は女に産ませてきたんだから女も誰かに産ませればいいとTwitterで言ってた。問題はどんな立場の女性にいかなるかたちでそれをやらせるか、なのだが。今でさえ代理母をやる人は階級的に高い人は少ない。究極のケア労働の貧困者への押し付けは怖い。家事労働者の話とも繋がる。— 栗田 隆子_"ぼそぼそ声のフェミニズム" (@kuriryuofficial) August 23

    乳母はバブみというより臓器売買 - 本しゃぶり
    auient
    auient 2020/08/31
    「ベビー・ファームに預けられた子供の死亡率は75~90%」ひどい
  • 日記をリアルタイムに書くというソリューション - 本しゃぶり

    なぜ人は日記が続かないのか。 それはリアルタイムに書いていないからである。 言葉を頭の中に思い浮かべた時には、その場で記録を終わらせろ。 リアルタイム日記が続いている プライベート用にリアルタイムで日記を書くようになって2ヶ月が経過した。これがなかなか良い。 もともと日記と呼べるものは以前から書いていた。1日の終りに今日やったことを5つ書き、それに5段階評価をつけるという手法だ。これは2011年4月頃から始めたので、9年以上続いている。 しかし1日5行では内容があまりにも貧弱だ。何か書きたいことがある日は追加で書くこともあるが、大半は5行書いて終わり。天文学者のクリフォード・ストールは、著書『カッコウはコンピュータに卵を産む』で「文章のないところに現象はない」と述べた。俺の1日は5行分しかないのか。 そう思いつつも日々5行で済ませていたのだが、2,3ヶ月前、似たような話を複数のソースで聞い

    日記をリアルタイムに書くというソリューション - 本しゃぶり
    auient
    auient 2020/08/03
    これやってるけどよかった。 / TwitterとかSlackの時系列のあるプラットフォームは向かない。scrapboxで日単位に箇条書きしてくのが最強
  • 巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり

    『ひとりの成人は乳を見た』 『もうひとりの成人は、言動を通して心をみていた』 あなたはどちらだろうか? 燃える巨乳 また巨乳キャラが話題になっている。 巨乳キャラでも堂々としていればいいとは何だったのか。まあ、キズナアイの件*1を考えると、胸のサイズや表情というのは重要ではないのだろう。 この手の展示物が話題になるたびに、「逆の立場になって考えろ」という意見が出る。男性だって性的に消費されるような展示物が公共の場にあったら不快になるだろう、と。 しかし、女性向けに作成された展示物が「男性を性的に消費している」と問題になったことはほとんど無い。おそらく探せば一つくらいはあるのだろうが、俺はパッと思いつかない。定量的に語るのは難しいが、男性向けに比べたら炎上の頻度は少ないだろう。 Togetterで「ジェンダー」タグのまとめについたタグからも予想できる この実感が正しいのならば、なぜ炎上するの

    巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり
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    auient 2019/10/23
    "どんな相手と関係を持ちたいか訊かれた時"のくだりがいい。"前者はバカで、後者は将来のことをよく考えているように思える。どちらも自分の性的欲求に正直なだけなのに。"
  • メス堕ちさせる表現型 - 本しゃぶり

    神経系を侵され、身も心もメスになる。 これはフィクションだけでなく、現実に起きている話だ。 当の「メス堕ち」を紹介しよう。 メス堕ちチャレンジ 「メス堕ち」が話題になっている。 診断メーカーの「メス堕ちチャレンジ」が人気になったことで、Twitterのトレンドに入り、そういった表現に縁のない人にまで届いてしまった。結果、いつものような論争が起きているのである。「メス堕ちチャレンジ」は2018年9月5日に作られているので、今回のは不発弾が爆発したタイプだ。 メス堕ちチャレンジ https://t.co/FcUeNWbiB9— 診断メーカー (@shindanmaker) 2018年9月5日 論争を見ていると、気軽に「メス堕ち」という表現を使うべきではないのでは、と思ってしまう。たかが尻に突っ込まれて快楽を感じているだけで、そこまで強い言葉を使っていいものだろうか。世界にはもっと「メス堕ち」

    メス堕ちさせる表現型 - 本しゃぶり
  • 女神の乳に導かれる民衆 - 本しゃぶり

    この絵は「おっぱいに導かれる民衆」を表現している。 honeshabri『民衆を導く乳』2019年, Ptengine 民衆とはフランス市民のことではない。 我がブログの読者である。 記事では、このネットユーザーを活用したアートについて解説する。 人は芸術のどこを見るのか 人は芸術作品と向き合った時、どの部分に惹かれるだろうか。それは題材によって違う。だが自信を持って予想できることがある。 「おっぱいがあると、人はおっぱいに惹かれる」 あなたはどこを見る? 芸術作品を見て最高に素晴らしいと感じた時、脳内のデフォルトモードネットワーク*1が活性化するらしい。だが、そんな部位よりも扁桃体と視床下部を活性化させる方が簡単そうだ。この2つの部位は人が意識しなくても動いており、扁桃体は感情的に反応し、視床下部は性的興奮を引き起こす。 言ってしまえば、能によっておっぱいに注目すると考えたのである

    女神の乳に導かれる民衆 - 本しゃぶり
  • なぜ断面図は性欲を掻き立てるのか - 本しゃぶり

    auient
    auient 2019/06/03
    おもしろいなー
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