思いつく順に列挙すると、 (1) 今の人生がとにかくつらくて、悩みを解決する処方箋が欲しかった。 (2) ジブリ作品、フィンチャー作品、『資本論』を観たり読んだりしたせいで(+周囲の人間を見ていて)、消費社会・競争社会の価値観に疑問を持った。それ以外の価値観が欲しかった。 (3) 本屋で偶然、内村鑑三(高校日本史で不敬事件の当事者として出てくる)の聖書注釈に出会ってこれが分かりやすかった。 (4) ニーチェとドストエフスキーを読んだせいで、神を否定するとヤバいことになると漠然と思っていた。 (5) マクグラスの『科学と宗教』を読んだことで、現在の科学水準でもキリスト教を否定し去ることはできないということが分かった。 (6) 何より、読んでみたら聖書の一節一節が心に刺さりまくった。 辺りかな。 [追記] (7) 葬式仏教の腐敗っぷりに嫌気がさした。 (8) (4)と関連するけど、植松聖の事件