米航空宇宙局(NASA)は米国時間8月27日、3Dプリンタで作ったロケットエンジン部品の試験を成功させたと発表した。この成果は、ロケット開発時の試作や試験に3Dプリンタが活用可能なことを示しているという。
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米航空宇宙局(NASA)は米国時間8月27日、3Dプリンタで作ったロケットエンジン部品の試験を成功させたと発表した。この成果は、ロケット開発時の試作や試験に3Dプリンタが活用可能なことを示しているという。
2004年来、火星で活動を続けているNASAの探査機「オポチュニティ」により最近送られて来た画像が、研究者を悩ませている。オポチュニティ計画主任研究員のスティーブ・スクワイヤーズ(コーネル大学)は「ミッションを通じても、もっとも奇妙な部類の写真だ」という。 6日に撮影された土壌の粒子が、これまでに火星の各地で分析され、“ブルーベリー”とあだ名された鉄分を多く含む土壌粒子と、いくつかの点で異なる性質を持つのだ。 オポチュニティはエンデバー・クレーターの外縁西側、ケープヨーク地区の、カークウッドと呼ばれる崖で調査中だ。この崖に堆積していた粒子は直径3ミリほどの球形をしている。分析結果は暫定的なものだが、これらの粒子は従来の火星ブルーベリーほどの高濃度で鉄分を含まない。「火星の崖の岩で、こんなに球形粒子が堆積しているのは見たことがない」とスクワイヤーズ主任研究員。 火星の多くの地点で見られるブル
「長寿」火星探査車、復活断念=14カ月交信途絶える−NASA 「長寿」火星探査車、復活断念=14カ月交信途絶える−NASA 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は24日、14カ月間にわたり交信が途絶えている火星小型探査車「スピリット(精神)」の復活を断念する方針を決めた。スピリットは2004年1月に火星に着陸。当初予定の90日間を大幅に上回る期間活動した「長寿」の探査車として知られていた。 NASAによると、6輪車のスピリットは火星の写真撮影や土壌採取で活躍したが、クレーターの砂地で身動きできなくなり、昨年3月22日を最後に交信できなくなった。太陽電池パネルもちりが積もり機能していないとみられる。 火星の冬が明けるのを待って回復を期待したが交信できず、NASAは「寒さも探査車の重要な機器に影響を与えたのだろう。交信できる可能性は極めて少ない」としている。火星の気温は低く、極地方で
Image credit: Boeing Image credit: Boeing ボーイング社(Boeing)は7月19日、「ファンボロー・エアショー2010」にて、同社が開発を進めている次世代有人宇宙船「CST-100」の想像図を公開した。 「CST-100」は米航空宇宙局(NASA)の商業有人宇宙輸送開発(CCDev)計画の元で開発が進められているカプセル型有人宇宙船で、大きさはアポロ宇宙船より大きく、オリオン有人宇宙船よりは小さい。7人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)や、ビゲロー・エアロスペース社(Bigelow Aerospace)の宇宙施設などに運ぶことができ、打ち上げはアトラス、デルタ、ファルコンなど、様々なロケットに柔軟に対応できるという。 打ち上げ時期については正式に発表されていないが、NASAは2016年頃を設定している。ただ、開発が順調に進められているため
Image credit: NASA アメリカ政府は2月1日、2011年度予算教書を公開し、有人月探査計画であるアメリカ航空宇宙局(NASA)の「コンステレーション計画」について正式に中止すると発表した。 2004年のブッシュ大統領の新宇宙政策を受け、NASAはこれまでコンステレーション計画として、スペースシャトルの後続機となる、次世代有人宇宙船「オリオン」とアレスIロケットの開発を進めてきた。予定ではスペースシャトルを2010年に退役させ、国際宇宙ステーション(ISS)を2015年頃に廃棄し、アレスIとオリオンを2014年に打ち上げ、月面有人探査用のアレスVロケットや月面着陸船を2020年に打ち上げる予定だった。 しかし、オバマ大統領の就任後、アメリカ有人宇宙飛行計画を見直すための外部有識者委員会(通称:オーガスティン委員会)が結成され、「このままでは時間も予算も足りない」という最終報告
Image credit: NASA 2月1日に発表される米国政府予算案に、オバマ大統領はアメリカ航空宇宙局(NASA)が進めている「コンステレーション計画」のほとんどについて、予算を含めない可能性が高いようだ。これはオーランド・センチネル紙が1月27日に報じたもの。 2004年のブッシュ大統領の新宇宙政策を受け、NASAは現在、コンステレーション計画として、スペースシャトルの後続機となる、次世代有人宇宙船「オリオン」とアレスIロケットの開発を進めている。予定ではスペースシャトルを2010年に退役させ、国際宇宙ステーション(ISS)を2015年頃に廃棄し、アレスIとオリオンを2014年に打ち上げる予定となっている。また、月面有人探査用のアレスVロケットや月面着陸船などの開発も進めており、2020年までに月への有人飛行再開も目指している。 しかし、オバマ大統領の就任後、アメリカ有人宇宙飛行計
【ワシントン=勝田敏彦】米ホワイトハウスは8日、航空宇宙局(NASA)の有人宇宙計画を見直してきた有識者による独立委員会の報告書概要を発表した。国際宇宙ステーション(ISS)の運用を5年延長して2020年までとすることを強く促し、月の有人探査は現状の予算では予定通りに進めるのは不可能との見通しを示した。 報告書は、「ISSの運用を延長しないと、宇宙開発の国際協力における米国の指導力が大きく損なわれる」と警告。「米国や協力国によるこれまでの投資は、20年まで運用することによって十分に回収できる」と、運用延長を強く提言した。 ISSには、日本が20年以上かけて設計・製作してきた実験棟「きぼう」が7月に完成したばかりで、日本は米国に運用延長を要望していた。 一方、開発中の次世代ロケット「アレス」で月の有人探査を20年までに行うというNASAの計画については、10年度の予算規模が続くとすると
7月16日、NASAは月面着陸の映像について、オリジナルテープの映像は消去されていたが、最新のデジタル技術で復元したことを明らかに。写真はオルドリン飛行士。NASA提供(2009年 ロイター) [ワシントン 16日 ロイター] 人類初の月面着陸成功から間もなく40周年を迎えるが、米航空宇宙局(NASA)は16日、着陸を収録したオリジナルテープの映像が消去されていたことを明らかにした。 ただ、当時テレビで放送された月面着陸の映像を最新のデジタル技術で復元しており、その映像はオリジナルテープの映像よりも鮮明だと述べている。一部公開された映像では、粒子が粗くぼやけていたアームストロング船長とオルドリン飛行士の輪郭を、はっきりと見ることができる。 オリジナルテープが行方不明になっていることは、2006年に公表された。その後、テープ本体は発見されたものの、コスト削減のための再利用目的でデータ消去され
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