日本語会話、カードゲームで向上 宮城学院女子大准教授ら開発 外国人留学生向けのカード型の日本語教材「アイデアカード」を、宮城学院女子大の沢辺裕子准教授(日本語教育学)らが開発し、商品化された。カードの指示に従ってさまざまなアイデアを出すことで、会話能力を高めるのが特徴だ。 カードは赤の「ほめ上手」、黄の「笑わせ上手」、緑の「たくさん言える」、青の「人のアイデアを上手に使える」、割り込みできる薄緑の「チャンスカード」の5種。笑わせ上手なら「みんなが笑うアイデアを言います」「変なアイデアを言います」といった指示が書かれている。 ゲームは4〜6人で行い、1人に「ほめ上手」5枚、ほかの4種を2枚ずつ配る。「お金をためる方法」などテーマを決めて開始。1巡目は「たくさん言える」を出して順にアイデアを披露し、2巡目は「ほめ上手」を出して直前の人のアイデアを褒めた後、好きなカードでアイデアを提案する。