2017年3月11日。あの東日本大震災から6年が経過しました。 当時、僕は勤めていた東京の会社で普通に仕事をしていて、突然の揺れを感じて外へ飛び出しました。「ガシャンッガシャンッ」と建物のシャッターが大きな音を立て、街全体が悲鳴をあげているようでした。 ただごとではない大地震…。 阪神・淡路大震災を間接的に経験していたこともあり、すぐにその場を去って自宅を目指しました。徒歩30分の距離をあれほど心強く感じたことはありません。その後、友人数人を自宅に囲って、テレビのニュース番組にかじりつきました。時に余震で大きく揺れて、不安気な声を漏らす。 「まじかよ・・・」 ただ現地の状況と比べたら雲泥の差。目の前にはおぞましい津波の映像が流れていました。現実とは思えない光景。東日本中心に広がる不安感。6年前のこととはいえ、いまだ脳裏に焼き付いています。 今日のジモコロは、自分なりに東日本大震災を消化する