前回のつづき。 この日、車で最後に向かった先が鯖江市の王山古墳群。 旧道のような道筋からさらに細い枝道へ誘導される。 狭かったので、とりあえず歩いて上っていくと古墳の森が見えた。 駐車場もあった。 入口の石碑。 史跡 王山古墳群 王山にはその稜線と北部斜面におよそ50基の古墳が所在し、これを「王山古墳群」と呼んでいます。 昭和40年に行われた発掘調査により山頂部にあるものの多くは方形墳(方形周溝墓)であることが判明しました。方形周溝墓の発見は全国的に見ても早い発見でした。 周溝からは葬祭儀礼に関係したと思われる弥生式後期の土器や古式の土師器が出土しました。これらの副葬品から推定して王山古墳群は弥生時代の終り頃から古墳時代の初め(3世紀末から5世紀初め)に築造されたものといわれます。 この王山古墳群は全体が山林におおわれ原状がよく保たれており昭和42年6月22日、国の史跡として指定を受けまし