スマートフォンなどのモバイル端末の紛失と盗難は、企業を脅かす最大のモバイルセキュリティ問題だとセキュリティ動向に詳しい専門家は言う。しかしマルウェアをめぐる誇大な騒ぎのせいで、ユーザーはそうは思っていないようだ。 米Symantecの首席セキュリティ対策マネジャーであるビクラム・タクール氏は、飲食店やバーに置き忘れた従業員のスマートフォンが悪い相手に渡るリスクは、従業員が端末にマルウェアをダウンロードするリスクよりもはるかに大きいと指摘した。 関連記事 5000人の企業で年750台紛失!? タブレット紛失時のリアルな損害額 企業の4割、スマートフォンの紛失・盗難を経験 44.6%の企業はスマートデバイス導入も、「端末の紛失・盗難」に不安 スマートフォンやタブレットの紛失・盗難対策が分かる3つのホワイトペーパー 同氏によると、モバイル端末に対する攻撃は増えてはいるものの、スマートフォンを狙っ
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