2006年12月13日のブックマーク (1件)

  • 図書館の本にアンダーラインが引いてあるのを見つけた。 - 森の路はずれ(避難所)

    図書館で借し出しているを汚すことは、疑いようのない悪いことです。公共の施設にスプレーで落書きをするのと同じ性質の行為であり、罰せられて当然のいたずらです。それは大前提として、図書館で借りたを読んでいて、たまに特定の箇所にアンダーラインが引いてあるのを見つけると、嬉しいような、集中力が高まるような、少しポジティブな気持ちがしてくるのは確かなことです。 昨日図書館で借りたを読んでいたら、ある箇所に線が引いてあるのを見つけました。悪いことなりに最大限慎み深くしているかのように、ごく薄い鉛筆の線。それはこのが他の人にも読まれてきたというあたたかい痕跡であり、線を引かれた箇所がこのの理解にとって重要であると、少なくともその人が考えていたということを知ることで、それは僕に思いがけず文脈を相対化する機会を与え、異なる視点での内容を理解することができるようになったともいえます。 「耳をすませば

    図書館の本にアンダーラインが引いてあるのを見つけた。 - 森の路はずれ(避難所)