FAJフォーラム2007レポートその1。 松岡正剛氏による基調講演、『関係を発見する編集法』。 「編集(editing)」というキーワードを中心に、「創出」を行うための場作りについてのお話。日本人は歴史的に、「負からの創出を得意としている。」という話に目が覚める思いがした。無限のイマジネーションが、日本の持つ最大の資源なのです。 以下、話のポイントだけ。 ・関係を発見する編集 ファシリテーターは「間」をプログラミングする。「間」とは、境界である。ちがいを発見し、それをつなぐ。 in/outでの違い 機能・才能の相似性を探す。特徴を活かし、ゲームメイキングすること。 目的へのプロセスをマッピングする。 文脈を生成する編集 ファシリテーターは文脈を生成する。文脈とはコンテキストであり、生成とは、創発である。 物語の想定 物語には「原型」が潜む。 原型は共通認識であり、伝える情報の分量を最適化す