外食で、最初に注文する時に頼みすぎる、あるいは、料理を作る時に作りすぎてしまって、後で「残したらもったいないから」と言って、無理矢理食べてしまう人。本人だけが食べるのなら、どうぞご勝手にだけれど、同席している他人にまで食べることを強要して、一緒に行った人に多大な苦痛を与えてしまう人がいる。私だって、残すのはもったいないと思うし、食べ物を無駄にするのは嫌いだけれど、こういう人たちは、食べ物を無駄にしているとしか思えない。 そもそも、なぜ食事をするのかというと、健康に生きるためだ。だから、食べ過ぎて健康を害していたのでは、食べる目的としては本末転倒なはずである。食べ物を食べ物として活かすことができるのは、胃袋の許容範囲内に止めているところまでだ。それまでなら、食べ物は美味しく、楽しみをもたらし、栄養になる。しかし、許容量を超えた食べ物は、苦しく、十分に栄養として吸収されないまま、下痢や吐瀉物と