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ブックマーク / denshobato569.blog22.fc2.com (15)

  • 電書ばと通信 |オールアバウトの電子書籍

    オールアバウト、1万点以上の電子書籍Google Play向けに提供開始(ITmedia eBook USER) 一気に1万点以上というところがスゴイです。一般的な電子書店の蔵書数が多くて10万点、普通で7~8万点と考えると1万点(正確には1万2000点)はかなりの割合を占めます。とにかく「数を増やしたい」ところにとっては非常に魅力的なコンテンツではないかと想像します。 ただ、オールアバウトの電子書籍は過去のウェブ記事をいわゆる「マイクロコンテンツ化」したもので、ボリュームは超コンパクト。Google Play上で表示されているページ数(リフローの場合、そういう概念はないのですが)はほとんど10ページに満たないもののようです。 その代わり1冊50円です。試しに買ってみましたが、ネクサスだとぺらぺらぺらとめくって終わり、という感じです。「書籍」というとある程度の分量があることに慣れている人

  • 電書ばと通信 | タブレット、タブレット、タブレット!

  • 電書ばと通信 | 電子書籍とセルフパブリッシング

    「自費出版」という言葉がありますが、これは文字通り、著者自身が費用を出してを出版することを指します。その一方に「商業出版」という言葉があり、これは出版社がその費用を負担するものです。書店に並ぶほとんどのはこの商業出版によって作られています。 電子書籍の世界では今のところ、自費出版のことを「自己出版」「自主出版」と呼ぶのが通例のようです。英語だとセルフパブリッシング。電子書籍の場合、出版に際して費用がほとんどかからないので「費」という言葉が取れてしまったのだと、私は勝手に想像しています。 その自己出版。日ではパブーが有名ですが、海外では中小のセルフパブリッシング会社のほかに、アマゾンやkoboといった大手プラットフォームがそれぞれ「Kindle Direct Publishing」「Kobo Writing Life」という自己出版サービスを展開しています。 前置きが長くなりましたが、

  • 電書ばと通信 | kobo騒動――いま楽天のことをよく言うとたぶん叩かれる

    「いま楽天のことをよく言うとたぶん叩かれる」だろうなあと思います。状況として。空気として。1ミリでも間違いがあったら、一言でも失言があったら、それは叩いてOKの合図。そして、叩かれる側を擁護しようとする者も叩かれます。 何が起こったのかは、電子書籍に関わっている人ならすでに詳しいと思いますが、以下の記事(いずれもeBookUSERより)を辿れば、周囲の反応や関係者の複雑な思いまで含めてわかります。 楽天「Kobo Touch」のスタートダッシュと今後を考える 「大きなミスを犯してしまった」――楽天koboに何が起きたのか これは悲劇じゃない、喜劇だ、いやファースだ――Kobo騒動に対する雑感 一番大きな問題は端末の初期設定に不具合が出て、数千人単位で「買ったのに使えない」ユーザーが出たこと。それに対してトップの三木谷氏が「少数派」と述べたり、低評価の製品レビューを非公開にしたことが新たな物

  • 電書ばと通信 | もう出版という概念自体が古いのかもしれない

    そう遠くない未来、出版は電子書籍とオンデマンド印刷になると思っている私ですが(言ってしまった…)、その先駆的なモデルにどこよりも早く取り組んでいる「Next Publishing」へのインタビュー記事が出ていました。 「を出さないと、電子書籍ビジネスで負ける」「もう二度とDTPには出さない」「何もしない編集者はホントにいらなくなる」など、刺激的な言葉が並びますが、率直なコメントがすがすがすく、内容も非常に示唆に富んでいます。電子出版関係の担当者はぜひご一読のほどを。 難しいが敬遠される時代、電子書籍とオンデマンド印刷に専門書の活路を見出す、インプレスR&Dの取り組み(MarkeZine) Next Publishingについてはブログでも以前に少し取り上げました(「EPUB×PODは未来の出版の姿か!?」)。ひと言でいえば、「一般書店では販売せず、電子書籍版とプリント・オン・デマンド

  • 電書ばと通信 | 電子書籍になったら本当に編集者は要らないのか?

    このテーマについてはどうも口が重くなってしまうのでこれまであまり言及してきませんでした。というのも、出版社の“中の人”が「編集者は要らない」と結論づけてしまうと自分の首を絞めることになるからです。だからといって、自分の存在基盤がゆらぐ事態が起きているかというと、そんな危機感を私個人は特に感じていません。 「これからの電子書籍時代には出版社や編集者の中抜きが起きて、作家がダイレクトに読者が作品を届けられるようになる」というようなことを聞いて私がよく思うのは「そういうルートもできてよかった」ということだけです。選択肢が増えることは、人生においても出版においても「是」であると私は考えています。 個人がを出版したいと考えたとき、たとえ原稿は書けたとしても「組版」「装丁」「印刷」「製」「流通」「販売」のところで壁に当たることは想像に難くありません。出版社はデザイナーや印刷会社や書店と手を組みなが

  • 電書ばと通信 | 楽天動いた! アマゾンどうなる? 書店で電子書籍のクーポンもらえます。

  • 電書ばと通信 | 出版社はアプリを作るべきか否か、それが問題だ

    「最近どう?アプリ使ってる?」とわかる人にはわかるつかみからスタートしましたが、一体みなさんはどれだけのアプリをダウンロードして日々使っていますでしょうか。私の場合は…ということでまずは自己開示。ちゃっかり自社製品が入っていますがあしからずご了承ください。 たまに整理・削除しているので今はこれにデフォルトで入っているアプリを加えた程度です。そのなかでも日常的に起動しているのは4つか5つぐらい。ダウンロードしたきり一度も使ってないアプリも多いです。おそらく多くのライトユーザーはこんな感じではないでしょうか。 と、のんきなアプリライフを過ごしていたら、刺激的なエントリーが目に飛び込んできました。 出版社がアプリを捨てる日(WIRED) さすがアメリカのジャーナリズム(とまで言っていいかはさておき)。タイトルも直截的なら中身も歯切れがいいいです。要は「出版界もアプリに期待したけど、さっぱり売れな

    ayohata
    ayohata 2012/05/31
    "相当のお金をかけて、編集者が開発会社と慣れない打ち合わせをしてようやく完成させてもさっぱり売れない。そうなると「アプリを捨てる」気持ちなるのはごく自然です。"
  • 電書ばと通信 | 電子書籍が編集者に与える3つの影響

    iPhoneで魯山人を読む / Dakiny 【凡例】 以下の内容は筆者の個人的な体験ではなく、想像・妄想の産物である。一般論にまで昇華されているとしたら、それは筆者にとって望外の喜びである。 電子書籍が編集者に与える影響その1 :勉強しなければならないことが増える 言い換えれば、情報収集に追い立てられる。電子書籍は日進月歩の世界であり、フレッシュな情報をキャッチアップしようとすればそれ相応の時間とエネルギーが必要になる。しかも、追いついていないと判断を誤るケースが増える。電子書籍はただの出力形態の代替案ではなく、それは原稿作成や内容の構成にまで変化を及ぼす。考えることが増えると、脳は疲弊する。 電子書籍が編集者に与える影響その2 :儲からないので社内的な立場が弱くなる 組織や社会の常として、実績を上げている個人や部署は周囲に対して発言権や影響力を持つ。電子書籍は確かに成長分野ではあるが、

  • 電書ばと通信 | 電子書籍やアプリのことを自分のアタマで考えよう

  • 電書ばと通信 | ニッポンの電子書籍はまだまだこれから

    Amazon Kindle eBook Reader / goXunuReviews 今の日電子書籍当の意味で普及しない理由(もとまか日記乙) なんとなく思っていることを誰かに代弁してもらえたとき、人は「膝を打ち」ますが、この分析には何百回と膝を打ちたい気持ちになりました。そうなんですよね。業界の諸事情はさておき、今の電子書籍は全体として見ると、不便なんですよ。不便という言葉が強すぎるなら「あまり便利でない」と言い換えておきますが。 ネット書店が登場したとき、人は「移動の手間」や「品揃え」から解放されたわけですが、電子書籍の登場によって「売り切れ」や「不在票」からも解放されるようになるわけです。そう思って、さて電子書籍を買ってみようかと思ったとき、まずぶつかるのが、どこに電子書店があるのか、どの電子書店を選べばいいのか、という壁です。 それをクリアしても、次に「探し方」「買い方」「

  • 電書ばと通信 | 「eBookジャーナル」休刊

    唯一の電子書籍関連ニュースを伝える雑誌と言ってよかった「eBookジャーナル」の最新号に、休刊のお知らせという文字が…。2010年10月の創刊から7号目を数えたところでついに息切れ、ではなくその役割を終えたというのが編集部の弁です。ひとまず私としては、お疲れ様と申し上げたい気持ちです。 毎号とても充実した内容で、個人的にはかなりこの雑誌から勉強させてもらったのですが、あまりにニッチなジャンルのため読者数が見込めないのは必至だったと想像します。おそらく出版社の人間でもしっかりと読んでいる人は少なかったのではないでしょうか。 よって休刊の理由はネタ切れなどではなく、予想よりもかなり売れなかったからと思われます(採算はもともととれていなかったはず)。加えて、電子書籍業界がその内外両方で、淡く夢想していたよりも盛り上がらなかったことが大きな背景にあると考えます。 電子書籍元年と言われた年からいよい

  • 電書ばと通信 | 今年売れた電子書籍はなんだったのか?

    今年もいよいよ終わりが近づき、年間ランキング発表の季節がやってきました。ブログでは電子書籍に絞って、いくつかのランキングを拾ってみたいと思います。 まずは大日印刷とドコモが組んでいるhontoから。 2011年 年間ランキング(honto) 堂々の1位は今もって話題の『スティーブ・ジョブズ』。10月下旬の刊行だったにもかかわらず年間トップに躍り出る瞬発力はさすがです。その他、総合ランキングを見るとコミックばかりですね。やはり電子書籍の売り上げを支えているのは今のところコミックということが如実にわかります。 つぎは同じく印刷会社であるトッパン系の電子書籍ストアBookLive!を見てみましょう。 2011年 年間売れ筋ランキング(BookLive!) うーむ。マンガのランキングのほうが先にあります。書籍、がんばれ。書籍ランキングではここでも『スティーブ・ジョブズ』強し。2位以下はいわゆる

  • 電書ばと通信 | 電子書籍アプリ第一弾がいよいよ刊行!

    前回のブログでお伝えした「大きめのニュース」というのはこちら↓ 「クラウド・ビジネス入門」電子書籍アプリ版:紹介ページ いよいよと言いますか、ようやくと言いますか、弊社でも電子書籍(今回はiOSアプリ)の刊行を開始しました! 第一弾は「クラウド・ビジネス入門」です。もともと2009年に紙の書籍で出版していたものを内容をアップデートして電子アプリ化しました。アップルのApp Storeで販売しています。iPhoneiPadをお持ちの方はぜひチェックしてみてください。今なら半額セール中ですよー。 App Storeの紹介ページ 書(アプリ?)の詳しい内容説明は上記の紹介ページに譲りますが、依然注目を集める「クラウド」について、分かりやすくかみ砕いて解説したとても読みやすい入門書です。この一冊で、クラウドの全体像や現在の状況を掴めるほか、企業がクラウドを導入するにあたって気をつけるポイン

  • 電書ばと通信 | 1000人が電子書籍について答えました

    電子書籍専用端末は「5,000円以下」なら買って良い考える人45%(eBookPro) 元記事・出典元は楽天リサーチ(http://research.rakuten.co.jp/report/)が発表したもので、全国の20~69歳の男女計1,000人から得た調査結果に基づいています。 ポイントは以下の通り。 ○電子書籍の認知度は7割超(けっこう多い) ○電子書籍、6割近くが今後「利用したい」(ありがたや~) ○電子書籍、手軽さは魅力。一方、紙で読みたい思いも強い(わかります) ○電子書籍を読むのに使いたい端末「スマフォ」の躍進(やっぱりね) ○専用端末購入の購入金額は「5,000円以下」(私もそう) カッコの中身は私の感想です。 項目によっては昨年度、一昨年度の調査データもあって、電子書籍の認知度はここ3年であまり変わってないことがわかったり、電子書籍を「利用したことはないが、今後利用した

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