電書ばと通信 | 電子書籍になったら本当に編集者は要らないのか？

このテーマについてはどうも口が重くなってしまうのでこれまであまり言及してきませんでした。というのも、出版社の“中の人”が「編集者は要らない」と結論づけてしまうと自分の首を絞めることになるからです。だからといって、自分の存在基盤がゆらぐ事態が起きているかというと、そんな危機感を私個人は特に感じていません。 「これからの電子書籍時代には出版社や編集者の中抜きが起きて、作家がダイレクトに読者が作品を届けられるようになる」というようなことを聞いて私がよく思うのは「そういうルートもできてよかった」ということだけです。選択肢が増えることは、人生においても出版においても「是」であると私は考えています。 個人が本を出版したいと考えたとき、たとえ原稿は書けたとしても「組版」「装丁」「印刷」「製本」「流通」「販売」のところで壁に当たることは想像に難くありません。出版社はデザイナーや印刷会社や書店と手を組みなが

[tatsunop]

たまになんでもやっちゃう作者もいるけど、大抵の人はその手間を原稿とか調べ物の時間に充てるだろうしなぁ。/ 出版社の編集者なら社内での分業があるから物凄い外れの可能性は低そうな気はする。

[turu_crane]

＞出版というマラソンの併走者として有形無形のサポートをする編集者の役割が衰えることはないはず

[RPM]

「編集作業や流通が一切中抜きされたコンテンツ」ってネットに山のように転がってて、その質だってご存じの通りなのに、何で「電子書籍」という名前がつくとシャングリラに見えるのだろうか。

[mohri]

編集者という仕事は不要になるのではないか、というかもともと不要な職種だったのではないか、という感覚はここ10年近くずっとある

[atoh]

出版社に依頼したからって「外れの編集者に当た」らないという保証はどこにもないと思うけどなぁ。/編集者が要らないとか言ってるのはただの無知だからほっといていいと思うけど。

[asakura-t]

校閲が編集の仕事と勘違いしてる人もいそうだしなぁ（専門家がいない時はある程度はやるだろうけど）