金曜夜半というか土曜未明あたりに K さんから電話があって、なぜ電話があったのかといえば今週末に DVD を借りる約束をしていたからだが、土曜夜は新文芸坐かどこかでソクーロフ氏監督作オールナイトがあるのでダメなので今日がいいという話になり、いまから遊びにいくことになったが、すでに二徹状態で LUMINES LIVE! 買ってみたはいいがまともにプレイできるような脳でもなく、これはこのまま布団に倒れこんで寝入りだなと思っていたところだったので若干疲れた。けど開き直って外に出て、テクテク歩きはじめてみるとなかなかいいかんじの夜間散歩日和だったのだなとわかった。わずかに霧が出ているのかグレアがかった夜景に近代的なビルや高架の光源と陰影。寝静まる住宅地と眠らない幹線道路をクネクネ折れ曲がりつつ歩く。この「どこまで行っても抜け出せない感」と「どこまででも行ける感」のないまぜに飽きないまま数年経ってる