まずは穂久彩のイチオシ駅弁「京都の弁当」を紹介しましょう。漆塗りの木箱を思わせるプリントが施された黒い弁当箱が目印です。お手拭きの袋が、鉄道の乗車券として使われていた紙の切符(硬券)のデザインになっているのもいいですね。旅情をかきたててくれます。 フタを開けると、京都の町並みをイメージした碁盤目のように仕切られた弁当が出現!横5マス×縦4マスで合計20品のごはんとおかずが並ぶ豪華なラインナップです。 丹波牛しぐれ、さばの西京焼、道明寺麩の田楽など、京都ならではのおかずがズラリ。また、柴漬けの金ごま炒めといったごはんのお供系の脇役のおかずも絶品で、隙のない美味しさです。デザートには抹茶わらびがついていますよ。 おかずを持ち上げると弁当箱の底に品名が書かれているので、「美味しいけど、これは何?」となる心配がないのも京都の弁当のいいところです。煮付けは“炊いたん”、酢の物は“酢のもん”というよう