23日、東京・世田谷区で乗用車が暴走して6人が死傷した事故で、この車が赤信号を無視して猛スピードで交差点に進入し、次々と衝突する状況が、現場付近にいた車の車載カメラに写っていたことが分かりました。警視庁は、逮捕した男の容疑を危険運転致死傷などに切り替えて捜査しています。 警視庁は、乗用車を運転していた川崎市の緒環健蔵容疑者(20)をあて逃げの疑いで逮捕し、24日、容疑を危険運転致死傷などに切り替えて捜査しています。 これまでの調べで、緒環容疑者は事故の直前、近くの飲食店で酒を飲んだうえ、赤信号を無視して交差点に進入したことが分かっています。 さらに現場付近にいた車の車載カメラには、交差点に差しかかったタクシーや乗用車に猛スピードで次々に衝突し、はね飛ばす状況が写っていたことが、新たに分かりました。 調べに対し緒環容疑者は「交差点に入ってくる車は見えたが、その瞬間に事故になった。酒を飲んでい