警察は24日、北海道福島町・大千軒岳で死んでいたクマの胃の内容物について、DNA鑑定した結果、遺体で見つかった男子大学生(22)のDNAと一致したと発表しました。 函館市の北海道大学水産学部の屋名池奏人さん22歳は11月2日、登山をしていた大千軒岳の6合目から60メートルほど離れた川の近くで遺体で発見されました。 遺体の周りには土がかぶせられていて、数十メートル離れたところでクマの死骸が見つかりました。 屋名池さんは全身が激しく損傷している状態で、司法解剖やDNA鑑定の結果、死因は出血性ショックだったことが判明しています。 警察によりますと、クマの胃の内容物から遺体の一部とみられるものが発見され、DNA鑑定の結果、屋名池さんと特定しました。 警察は、屋名池さんがクマに襲われて死亡した可能性が極めて高いとしています。 クマは10月31日に、30代から40代の消防士の男性3人を襲った個体と同じ
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