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  • 中村俊輔の膝蹴り: 武藤文雄のサッカー講釈

    昨日のサガン対マリノス。サガンの歴史的J1初勝利、水沼倅のJ1初得点(絵に描いたような「恩返し」)など、明るい話題と共に語られている。マリノスの関係者には、たまったものではなかろうが、まあ敵地で地方の小クラブに鮮やかに負ける事は、都会の大きなクラブの責務でもあるのだから。シーズンは長いし、現時点でどうのこうの語るのも意味がない事も、言うまでもない事だ。 ところが。多くの方がご存知だろうが、この試合で中村俊輔が信じ難いラフプレイを見せている。映像を見たが、正直言って大変な衝撃を受け�た。サガンの豊田ともつれた場面で(笛が鳴った後のプレイらしいが)、意図的な事が明らかな膝蹴りをしている。言い訳の余地のない酷いプレイである。イエローカードは出たものの、なぜ一発退場にならなかったのか、理解しがたい。と、言うか主審が黄色に止めた根拠を知りたい、「あれで赤が出ないならば、いったいどのような反則で退場処

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    babelap 2012/03/26
    これに厳罰がでないようだとJリーグがヤバイ、という意味では気にしている。
  • まずは関塚氏更迭から: 武藤文雄のサッカー講釈

    試合が1対1のまま進む。 ラスト5分になり、当然のようにシリアは猛攻をしかける。したがい、日としては分厚く守って、落ち着いて時間を使いたいところだ。駆け引きや判断に不満山積のこのチームだし、この日もここに至るまでの試合運びには嘆息だらけだったが、敵地クウェート戦の終盤はちゃんと試合をクローズした実績もある。 実際敵エースのアルスマに対しては、粘り強くマークしていたし、こぼれ球も落ち着いて拾えていた。「山田直輝と東と永井の3人が、いつも無理せずに、もう少し時間を稼いでくれればよいのに」と言うあたりが、不満ではあったが。 日のクリアに対し、シリア2番の主将でセンタバックの大黒柱アルサリフが挙動を開始する。ある意味では最も恐ろしい選手だ。ところが、そばにいる山田直輝の対応が遅い、イヤな予感がした。アルサリフは、山田が遅れた寄せに対し、強引なシュート。ドライブのかかったシュートに権田は的確に反

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    babelap 2012/02/06
    同意しちゃうなぁ。プラン通りとか言われて岡田末期(のあとにWCに入るんだけど)を思い出したわ
  • 今野泰幸の移籍: 武藤文雄のサッカー講釈

    今野泰幸が、ガンバへ移籍した。現在のJリーグでは最高レベルの守備者の移籍である。トップ選手の海外流出あるいは微妙な帰国などを含め、例年になく激しいトレードが行われている今シーズンオフだが、やはり最大の衝撃的な移籍と言ってもよいだろう。ここ最近の国内の大物移籍としては、闘莉王なり、阿部勇樹なりに匹敵する大型移籍と言ってもよいだろう(この2人を受領したクラブの、直後の好成績は言うまでもない)。 ガンバと言うチームは、西野氏の長期政権が終わりを告げた訳だが、長年の功労者橋、山口がチームを去るなど、大きな変革の最中。日最高の守備者の獲得は、それはそれで利に叶っている。 年明けに、一部マスコミが件を報道した以降、正式発表まで随分と時間がかかったが、FC東京も必死に慰留したのだろう。実際、天皇杯に優勝した事で、移籍せずともACL出場が叶う訳で、「移籍を見合わせるのではないか」との噂もあった。おそ

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    babelap 2012/01/19
    まーたしかに移籍するなら数年前、ってのはw
  • 木村和司監督解任に思う: 武藤文雄のサッカー講釈

    昨日の天皇杯準決勝、120分間の中澤佑二と中村俊輔の胸打つ努力にもかかわらず、マリノスは敗れた。4対2になった瞬間に、テレビに大映しになった木村和司監督の絶望的な表情は何とも味わい深いものだった。正に日サッカー史に残る名場面。サッカーの神は、過去幾度も幾度もこの3人に提供してきた微笑みを、彼らではなく18歳の若者(とその仲間達)に提供したのだ。 この場面が美しかったのは、マリノスの試合振りがまた見事なものだったからだ。大ベテラン2人を軸に、丁寧にしぶとくサンガ陣を狙い続けたのだが、サンガの執拗な組織守備を破り切れず。そして、マリノス守備陣の弱点を幾度も突かれ、失点を重ねてしまった。サンガにバーやポストを叩く決定機が得点場面以外にもあったのは確かだが、昨日も述べたように後半半ばの秋のプレイは退場以外あり得ないものだったのだから、マリノスは誠に不運だった(個人的には、この判定ミスはロスタイ

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    babelap 2011/12/31
    「だったら、最初から木村和司にやらせるなよ」 マリノスはちょっとダメそうな感じだわなー
  • J2降格制度の開始とトリニータ: 武藤文雄のサッカー講釈

    多くのコメントをいただいたので、補足を書き加えました。(2011年12月14日) 松山雅と町田ゼルビアの2クラブのJ2昇格がほぼ決定した。いずれも大変魅力的なクラブだ。 山雅は、2009年シーズン天皇杯において、地元の専用競技場アルウィンで、レッズを鮮やかに破ると言う実績を誇る。今期も天皇杯に勝ち残っており、これはもう「ジャイアントキリングが得意」と言うよりは、「勝負強い」と呼ぶべきようにも思う。既に1万人に近い固定客を持ち、同県の地域的ライバル長野パルセイロを持つなど、話題性も十分だ。もちろん... ゼルビアは、サッカーどころの町田市のいわゆる「トップクラブ」。地域のサッカー界との関係も悪くないと聞くので、いわゆる「地域のサッカーピラミッドの頂点」と言う存在になり得るクラブだろう。町田は首都圏西部の中核都市でもあり、従来の首都圏のトップクラブとはまた違った位置を獲得できる可能性もある。

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    babelap 2011/12/10
  • モンテディオの陥落: 武藤文雄のサッカー講釈

    3節残して、モンテディオのJ2降格が決まった。 隣県にホームタウンを持つベガルタのサポータとしてと言うよりは、遥か彼方30年前に東北サッカー界で青春を送った、あるいは40年来日本代表を追いかけてるサッカー狂として、いくばくかの感想を述べたい。 最初に結論を述べる。 この4シーズンのモンテディオの活動は、正に「日サッカー史に残る快挙」である。賞賛、尊敬の言葉しかない。 まず、必ずしも経済規模に恵まれないこのクラブが、堂々と3期に渡りJ1の地位を維持した事がすばらしい。 Jリーグにはエスパルスを筆頭に、明確な親会社を持たないクラブは多数存在する。このうち、サッカー王国(少々古い言葉で恐縮だが)の清水は別格で特別な存在だ。そして、アルビレックス、コンサドーレ、アビスパ、そしてベガルタと言ったクラブは、ホームタウンが政令指定都市で人口が非常に多いと言う特色がある(たとえば欧州においては、人口10

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    babelap 2011/11/08
  • ベトナム戦雑感: 武藤文雄のサッカー講釈

    ベトナムは期待どおりよいチームだった。 ブロックをしっかり組み、陣形をコンパクトに保つ。日のパスワークに合わせての修正も的確だ。センタバックは細身だが長いボールへの対応は適切だし、サイドバックのアジリティも中々。ゴールキーパの判断力もすばらしかった。また、勝負どころでの思い切りよい攻撃も上々だった。 そして、精神的にも切れずに、最後まで誠実にファイトを継続した。元々サッカーが非常に盛んな国が、少しずつ経済的に安定し、優秀な外国人監督の指導により組織的な面でも強化が進んでの成果だろう。東南アジアのトップレベルの国が、これだけ質の高いサッカーを見せてくれた事は、アジアのレベル向上と言う観点からは、とても嬉しい事だ。 そして、この日との試合は、ベトナムの選手達にとって、貴重な体験になったに違いない。我々が強化のために世界列強との試合を切望しているのと同様に、彼らも日のような強豪との対戦を熱

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    babelap 2011/10/09
  • セレッソの冒険が終わった: 武藤文雄のサッカー講釈

    J2に陥落して3期にわたり苦闘を続け、J1に復帰した昨期は鮮やかに上位進出してACL出場権を獲得、さらにACLでは1/16ファイナルでライバルのガンバに競り勝ってベスト8進出。技巧と判断力の富んだ若手選手と、実戦的なブラジル選手をうまく組み合わせた攻撃指向の強いサッカーでのアジア制覇への野望は、失敗に終わった。 勝負は、金甫炅がラフプレイ2発で削り出されたところで決まった試合だった。1目は金相植が、完全に足裏を見せて当たっており、2目の崔[吉吉]淳は、止めようと思えば止められたのに意図的に止めなかった頭突き。来であれば、この時点で全北は9人になってもおかしくないほど、ひどい反則だった。しかし、金相植にしても崔[吉吉]淳にしても、ホームグラウンドの試合で、物事を無難にまとめる習性があるアラブ系の主審ならば黄色で止まると判断しての事だったのだろう。 いつもいつも言っている事だが、このよう

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    babelap 2011/09/28
  • 史上最強だが、このままでは将来性を感じない五輪代表: 武藤文雄のサッカー講釈

    五輪代表はマレーシアに2-0で快勝。戦闘能力差は明らかではあるが、難しいタイトルマッチの初戦。勝ち点3を確保した事は評価されるだろう。 また戦闘能力面から見ても、過去の五輪代表と比較しても史上最強ではないかと思わせる陣容。唯一CBがタレント不足を取りざたされる今回のチームだが、ボランチやサイドバックからのコンバート、長身選手に拘泥しないなどにより、存分に対応可能な選手層を持っていると見る。関塚氏が、レッズでほとんど出場経験がない濱田に拘泥する意図は不明だが、酒井宏樹、山村、扇原、村松ら、少なくともアジア予選を突破するのに必要なセンタバックはそろっているのだから。もちろん、ロンドンでは闘莉王、麻也、今野など。中澤と言う手もあるし。 試合のねらいも各論的には悪くない。3ラインを維持し、組織的に守るマレーシアの守備は中々強かった。それに対し、山村と扇原が素早くボールを散らし、守備ラインを分散させ

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    babelap 2011/09/24
  • 天皇杯日程見直しを喜ぶ: 武藤文雄のサッカー講釈

    少々旧聞ではあるが、原博実技術委員長を中心に、日協会が天皇杯の日程の改善を狙っているようだ。 すばらしい。 日サッカー界のトップクラスの日程は完全に破綻している。 そして、そのための対応は、J1のチーム数を減らす事と、天皇杯の日程を見直す事だと、過去幾度も幾度も講釈を垂れてきた。そのうち、比較的実現が容易な後者の、天皇杯改革が実現の方向に進んでいる事は、当に喜ばしい。 天皇杯元日開催はメリットがほとんどない。以前も述べたが、1月1日は東京圏の人口が1年中で最も少なくなる日である事、当日の夜のTVは固定娯楽番組が行われ天皇杯決勝特集番組が組まれない事、翌日は新聞休刊日で露出が極端に少ない事など。過去元日の決勝が一種の風物詩だった時代もあるが、もはやサッカーの認知度は当時より格段に高く、拘泥する必要はないと思うのだが。と、言う事だ。まともに、かつ真剣に、サッカーを愉しんでいる人間ならば、

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    babelap 2011/09/13
  • 柳沢と共に戦える喜び: 武藤文雄のサッカー講釈

    ベガルタは実に久しぶりに勝ち点3を獲得した。しかも、相手は過去未勝利だった首位グランパス、それも敵地戦だったから、喜びもひとしおだ。内容も悪くなかった。グランパスのパワープレイに崩されかけた危ない場面も多かったが、整然とした組織的守備でよく守り、次々に逆襲速攻を成功させかけた。決定機の数はベガルタの方が多かった。 ストイコビッチ氏は、双方の戦闘能力を分析し、ベガルタの弱点を突くような事はせず、正面切っての殲滅戦を意図したようだった。しかし、ベガルタは前々節のアルディージャ戦の後半以降、持ち味の逆襲速攻に人数をかける仕掛けを取り戻している(前節のアントラーズ戦は、完敗ではあったが、後半梁が起用されてからは、相応に攻める事ができていたし、何より角田が不在だった)。逆襲の道筋ができれば、守備の組織も安定する。序盤からのグランパスの強引な攻めは、今のベガルタには幸いだった。 グランパスの両サイドバ

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    babelap 2011/08/22
    ”あれは、凡人にはできない所業だ。”(笑)
  • 究極の贅沢に乾杯: 武藤文雄のサッカー講釈

    決勝前。 日も合衆国も、組織的な攻守が売りで、精神的にも粘り強く、攻撃に切り札を持っている。最前線のタレントの体幹の強さ、平均体重と身長、世界での優勝経験などの差から、先方の戦闘能力が上な事は間違いないけれど。 日のやり方は試合前から決まっていた。最前線からチェイシングを行い、敵の中盤から容易にパスを出させず、最終ラインで丁寧に受け渡しをして粘り強く守る。攻撃は中盤でボールを奪ってのショートカウンタ、サイドバックが上がってのサイドアタック、それにセットプレイ。無論、スカウティングによる合衆国各選手の特長、欠点に対する対応はあるにしても、チームとしてのやり方はそうは変わらない。 一方、合衆国にはいくつかの選択肢があった。そして、ドイツ戦とスウェーデン戦は、彼女達にとって、格好のスカウティング材料となった。 ドイツのやり方は、最前線から日の守備陣に徹底してプレスをかける事だった。これによ

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    babelap 2011/07/22
  • 北嶋秀朗と大前元紀: 武藤文雄のサッカー講釈

    リーグのトップを好調に走るレイソルだが、ベテランストライカの北嶋秀朗が既に4得点、得点王レースの先頭を走り、話題になっている。若い頃から定評のあったシュートの巧さ、老獪と言うかしたたかで適切な位置取り。元々見ていて愉しい選手だが、今期は好調なチームの中で、すっかり働き場所を見出しているようだ。ただし、ちょっと驚いたのは、北嶋自身の今季初得点(ヴァンフォーレ戦)が、J1通算50得点目と言う報道。北嶋は33歳、今期が15シーズン目のはず。「え、まだそれしか点を取っていなかったの」と感想を持ったのは私だけだろうか。 北嶋は市立船橋高校のエースとして、1年生の時から高校選手権で大活躍。鳴り物入りでレイソルに加入した。順調に成長し、2000年シーズンには完全なエースストライカとして活躍、ほぼフル出場し18得点を奪った。 このシーズンに行われたアジアカップでは代表入り。定位置獲得はならなかったが、大量

  • 岡崎移籍問題とゼロ円移籍とJリーグの究極目標: 武藤文雄のサッカー講釈

    岡崎慎司の移籍問題がもめている。経緯はこう言う事らしい。問題点は、エスパルスの契約が1月31日まで残っていて、かつ欧州の移籍期限が1月31日なので、シュツットガルト入りするためには、エスパルス契約期間内に契約を締結する必要があるから、若干額だが違約金が必要だと言う事だ。これに対しては、慣例で違約金不要とか、時差の関係で日の契約が切れた後でドイツで契約すれば大丈夫とかの説があるようだが、そうなってくるとFIFAの裁定を仰ぐしかないだろう。 元々件は「シュツットガルト入り有力」と報道された1月の時点から噂されており、1月末にアジアカップから直接渡独した岡崎のシュツットガルト移籍発表直後も、こちらのような報道があった。しかし、昨日(2月12日)のニュルンベルグ戦でベンチ入り(あるいはスタメン)との情報が、あちらこちらに出ていた事もあり、ウヤムヤのうちに(?!)「丸く収まったのだろうか」と思っ

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    babelap 2011/02/14
  • (書評) サッカー「真」常識 (後藤健生著、学研): 武藤文雄のサッカー講釈

    ご承知の方も多いと思うが、後藤氏と私は日サッカー狂会で知り合った友人友人と言うには失礼で、先方が大先輩で、氏は私のサッカー観戦の師匠にあたる。また「お前もちゃんと観る語るだけではなく、サッカーの文章を書け」と叱咤してくれた方でもある。お気づきの方もいらっしゃると思うが、時々拙ブログにも氏には登場いただいているし。まあ、人の事は言えないが、後藤氏こそ、私を凌駕する典型的な病膏肓に入った御仁。その後藤氏の書き下ろし新著が書である。 正直言って、その内容の濃さには圧倒される。氏の著作と言うと、サッカー観戦のおもしろさを並べた「サッカーの世紀」(サッカー分析系)、フランス予選の死闘の従軍記とも呼ぶべき「アジア・サッカー戦記」(観戦記系)、徹底した資料調査に基づいた「日サッカー史」(歴史系)などが挙げられる。書はサッカー分析系の典型であり、氏としては「サッカーの世紀」以来の会心の作とも言え

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    babelap 2011/02/13
    ぶっちゃけタイトルが悪いよ。
  • 原博実の勝利: 武藤文雄のサッカー講釈

    鮮やかな采配だった。 豪州が高いボールで攻めて来る事は予想していたが、序盤からあそこまで単純に仕掛けてくると思わなかった。なるほど、オジェク氏の判断は適切で、日のCBはキューエルとケーヒルに自由にヘディングをさせないものの、思うようにはね返せずに拾われ、苦しい試合となった。来であれば、拾ったボールを丹念にキープしてスローテンポに落としたいところだが、前線の前田も岡崎も疲労があったのだろう、好調時の動き出しの早さがなく、うまくつなげない。さらに、香川の代わりに起用された藤が経験不足を露呈、活動量も判断も物足りなく機能しない。もう1つ、逆に後方を厚くして、豪州を引き出しておいての少人数速攻に活路を見出すやり方も考えられるが、元々岡田氏時代からこのチームはそれは得意としていない。実際、アジアカップでもそのような狙いを見せたのは、準決勝韓国戦で守備を固めた時間帯だけだった。それでも、何とか今

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    babelap 2011/01/31
  • 日本代表暫定監督として大木武氏を: 武藤文雄のサッカー講釈

    技術委員長が帰国し行われた新代表監督選考の中間報告めいた記者会見。原氏らしい誠意あふれるよい会見だったようだ。誠意あふれる態度で答える原氏と、愚にもつかぬ質問を繰り返す聞き手側。的確な質問をしている方もいるけれど、多くの質問は無意味でピントもずれている。そのような輩にも誠実に対応しなければならない不条理の解決のためにも、やはり「彼」のスタッフ加入を期待したいのだが。 ともあれ、先日も述べたが、代表監督人事が難航するのは、有料国際試合が近づいている現状で誉められた事ではないが、仕方のない事だ。 誰に、具体的なオファーを出して詰めに入ろうとしているかは定かではないが、今回の原氏の発言から類推するに、西欧で相当な実績を揚げてきた監督に声をかけているのだろう。そして、先日のワールドカップの日の鮮やかなプレイ振りを見れば、相応の監督ならば「やってみたい」とは思ってくれるだろう。 しかし、当方提示

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    babelap 2010/08/25
    大木さんはないでしょ。関塚さんならまだわかるが。
  • 岡田氏の問題点: 武藤文雄のサッカー講釈

    岡田氏の功績については別途まとめるつもりだが、今さら感もあるだろう。まずは、岡田氏の問題点について指摘する事で、次期代表監督がどうあるべきかについての検討材料としたい。岡田氏の問題点は、はっきり4点あったと思う。 1つ目。今年に入ってからの成績が酷かった事。 常にブログで書いて来たが、いずれの試合も「各選手の体調が酷い」と言う明確な要因があった。しかし、だからと言って、あんなに負けていいかと言うと... カメルーン戦、後半半ばまで、ほぼ完璧な守備を見せた日だが、終盤ラインが下がった事もあり結構危ない場面があった。勝ったと言う結果は嬉しかったが、反省すべき点も多い試合だった。大会後も選手達は「カメルーンに勝った事で自信がついた、チームがまとまった」と語っていた。要は選手達も、あれだけ勝てずにいたから、疑心暗鬼だったのだろう(もちろん、カメルーンの必死さも原因の1つだ、カメルーンはデンマーク

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    babelap 2010/07/06
    「現実路線への切換が物凄く遅かった」が入ってないずれっぷり。せめてメンバ発表前に切り替えてたら、それ以前を準備試合として割り切ってた案に乗ってもよかったけど。泥縄変更がうまくはまってよかったけどさ
  • 不満を言えばキリがないが、準備は妥当に進んでいる: 武藤文雄のサッカー講釈

    0-2コートジボアール。ひどい試合だった。 個々の個人能力が非常に高い敵。あそこまで誰彼と無く走れない当方。これでは勝負にならない。あのひどい埼玉日韓戦も、極端に調子が悪かったのは俊輔、遠藤、田の3名だけで、個人的に光った選手もいたし、組織的にも機能していた。しかし、この試合は全員重いのだからどうしようもない。 まあ、カメルーン戦まであと10日。しかも翌日に南アフリカへ移動と言う。体調が最も悪くてもおかしくない日程だし、逆にあまり走れるようならば心配になるところではある。そして、この時期の試合に結果を求めても仕方がないのも確かなのだが... もちろん、この日最大の痛手は今野の負傷に尽きる(日本代表的見地からのみ述べるので、ドログバ負傷は別として)。人は「何があっても治す」との決意で負傷と戦ってくれるだろうし、戦力的にも欠く事のできないタレント。けれども、リアリズム的には代替メンバ招

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    babelap 2010/06/07
    負けたのは別に。負け癖を気にする段階は過ぎ去ってる/イングランド戦で希望の見えたフォメで熟成に進まなかったのが一番ガッカリ(長谷部前って?) そんな器用な監督ではないとまだ自得できてなかったとはね
  • (書評)世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術的ミス: 武藤文雄のサッカー講釈

    ワールドカップが近づいたためか、サッカー関連の書籍が多数出版されている。サッカー界も出版界も不況下にあると言うが、ありがたい事だ。サッカーの人気が振るわないと散々言われているが、Jリーグが開幕して17年、すっかりと分厚くなったサッカー界ゆえ、結構多様な切り口の書物が目立つのもうれしい。 書は、複数の日本代表試合の映像を、5人のイタリアのトップクラスのコーチ達に見せ、忌憚のない意見、批評、賞賛をまとめた構成。編集の主眼はイタリアのコーチらしく、多くは日本代表の守備、特に個人の守備戦術に着目し、(残念ながら)その拙さへの批判が主となっている。著者の宮崎隆司氏は、イタリア在住、幾度かサッカー批評などの媒体で作品を目にした事があったが、まとまった書物として読むのは、私にとっては初めてとなる。 これは、内容がありとてもおもしろいだ。従来、的確に日語化される事が難しかった「守備戦術」について、日

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    babelap 2010/04/26
    若年からの教え方の徹底の問題はあるにせよ、監督の提示するやり方(コンセプト!)と戦術的常識との乖離がそもそもの混乱の原因なんでないの、という気はちらほら。